漫画で読む極東情勢

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マンガ嫌韓流#1/#2
前々から気になってはいた、マンガ嫌韓流。読まなかった理由が「あんまり絵が…」という非常に情けない理由。そしてちょっと購入して読んで見ましたが…これは是非読んで欲しいです。韓国が如何に「嫌われるに足る」国であるかまざまざと知らされます。巷で「韓流ブーム」と囃し立てられる事柄が冷めるくらい。まぁもともと私は韓流ブームというものはどうにも胡散臭く感じていましたけど。他は兎も角ペ・ヨンジュンはそこまで美男子か?とか思ってましたし(まぁこれは冬ソナを観てないので言及してはいけないかもですけど)。戦後補償、従軍慰安婦、反日教育etcetc。なんか語られてきた「韓流ブーム」というものは北朝鮮情勢から目を背けさせる為の行為なのでは?と思ってしまう位。結局北朝鮮も韓国も同じなんじゃねいの?みたいな。ただ、これをそのまま鵜呑みにしてしまったらイデオロギー操作そのものになってしまうので一歩引いて読む必要はあります。日本側の視点なので、いまいち日本的感情論になってしまっている節もあります。「竹島問題」に関しては韓国が一方的に領有を宣言し、事実上占有している訳ですが、この本における日本にあるという占有権も正直眉唾な感じがしますしね。まぁそこは本にあるとおり国際法廷で争えばよいし、韓国が外交カードとして使用していたり、稚拙な「占有外交」をしているポイントなどは糾弾してよいとは思いますが。また、この本への反響の中で、「韓国人はステレオタイプなアジア人として描かれ、日本人は西欧風の描写をされている」というポイントへの反論がありますが、これは的外れだと思います。この本は飽くまで「韓国と日本」という図式で描かれている訳で、実際には日本人と韓国人なんてのは見た目で判断できるほど違いなんかないんです。でもそれでは只の内輪もめにしか見えない図になってしまいます。そこで、韓国人を「区別(差別、ではない)」する必要性があるわけです。その為にこの本では「韓国人=目が細くてエラが張っている」という表現方法を取っていると思うべき。また、「光一のような在日はいない」という反応に関しても、飽くまであれは「反日的在日韓国人の縮図」として作成された「キャラクタ」なのです。この二点に関しての反論は「漫画」を理解していないだけなのでは。まぁそれはそれとして、無責任に「韓流」と謳いあげる世の中を無反応に受け入れてしまう前に一読しておいて損はありません。ただ、読んだ結果無責任に「韓国を嫌う」反応をしてしまうのも違うと思いますが。

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新ゴーマニズム宣言SPECIAL靖國論
そして、「嫌韓流」に触発して購入した一冊。韓国・中国が目くじらを立てて非難する「靖国参拝」とは何か?そもそも「靖国」とは何か?という事に言及した一冊。ていうより、前々から靖国問題には興味があり、たかだか政治家が参拝しただけで「軍国主義復古」とまで叩かれる理由が解りませんでした。確かに「A級戦犯が祀っている」というのがなんとなく理由なんだろうなぁとは思っていましたが、まぁここでも朝日新聞が出てくるのだなぁと(これは邪推かも知れませんが、「朝日」とは「朝の日光」ではなく「朝鮮-日本」の略なのでは…?とすら思えてしまう)。「戦争美化」と叩かれるかも知れませんが、軍人が国のために死んでいったのはまごう事なき事実なんですよね。そして、「神道」という国家宗教(と言っても、神道は「宗教」というには余りにもシンプルなのですが)、即ち「日本という国の根幹」を他国の観点で否定するのは余りにも無理があると思います。日本人がイスラム教の「メッカへの礼」を理解できないのと同じ。ゆえに、一方的に神道的な考えに基づく「靖国参拝」を他国に非難する権利などないのです。首相が参拝しただけで「軍国主義」なんて言われる筋合いはありません。まぁ詳細は読んで欲しい。小林よしのり氏の物言いはかなり一方的ですが(ゆえに「ゴーマニズム」なんですけど)、語られる内容は非常に理路整然としている。まぁ、ただ「英霊」という物言いをくどい位に使用するのはちょっとアレですが、飽くまで靖国は日本の「亡くなった人への弔いの思想」であるポイントに関しては激しく同意。

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このページは、九石はくねが2006年3月27日 21:23に書いたブログ記事です。

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