2007年3月アーカイブ

■今月買った漫画、青年誌(講談社)及び大判・ムック編。
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るくるく#7/あさりよしとお
電気すら通わない家に住む貧乏少年、鈴木六文。そこに悪魔がやってきた。メイドさんと案山子の。親父は天使に殺され猫となり、かかる天使は仏門に下り、悪魔は六文と共同生活…と書くと意味不明ですがあさり氏の漫画っていつもこんなんでしょ(笑)(まぁ、「まんがサイエンス」から入ると違和感あるだろうなぁ)独特のタッチ、独特のテンポでゆるゆると流れていく日常。本作の骨支として「天使対悪魔(アーマゲドン)」のぐだぐだ版というのも勿論あるのだが、メインテーマは「温故知新」と考える。というか只の懐古主義か…「貧乏」というそれだけで世界の潮流から残された世界で、古き日の娯楽を紹介していく。竹馬やらゲルマニウムラヂオ(これは本巻より前のエピソードだけどね)など、嘗ての大衆娯楽、言い換えて過去の遺物をほのぼのと振り返る。本巻では「六文クンも青春だねッ!」みたいな展開や、映画の妙味を知ってしまったが故のるくはの浪費っぷりは「解る解る!」とシンパシーを覚えられる。下劣な御神体を巡ったほのぼの急転直下地獄絵図みたいな爽快なストーリーシフトは見事と言うべき。あとはなんでこんな可愛いタッチの漫画のオビに作者の写真を使うのかなー!ってとこですね(笑)いや、あさり氏に責は無い。漫画は顔で描くものではないのです(遠い目)。

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バガボンド#25/井上雄彦/吉川英治
武蔵vs伝七郎。嘗ては武蔵が辛酸を舐めた相手であるが、ただ京の道場にて研鑽を励んでいた「だけ」の伝七郎は、結局死線を幾度も超えてきた武蔵の相手ではなかった――。そして吉岡一門による壮大な「仇討ち」は幕を開け。本作には何人も無骨な武芸者が出てくるが、吉岡伝七郎ほど心を集めた武人は何気に初めてではないだろうか。無骨であり、強くあり、優しい。しかし、武蔵には勝てなかった。散る男、進む男、停滞したままの男――。本巻には佐々木小次郎が回想でしか出て来なかったが、斯く言う「巌流島」とは、本作でいかほど後になって記されるのだろうか。井上雄彦の劇画としての本作の完成度は今や何をやいわんやですが、最終的に「巌流島」へ至るまで、又八がどのようなポジションを確保するのかが実は楽しみ。武士道からすれば「決闘」は即ちタイマンである。又八はそこに入り込めるのか。

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ドキばぐ#4 3年B組ヒゲ八先生編/柴田 亜美
オビにもある通り、無為無策とも言える著者、柴田亜美の現段階での最長編となってしまった本作。多作で多忙であり、なおかつ暴虐無人な立ち振る舞いでありつつも連載が続いているのだから凄い。担当のオザワくんもこんな扱いながら連載当初から一貫として担当を続けられているのは脱帽せざるを得ない。逆にオザワくんは柴田亜美を扱えるからこそエンターブレインに居られているのでは?と邪推すらしてしまう。登場人物も総じてゲーム界の偉い人ばかりなのだが、柴田亜美の手にかかればそんなヒエラルキーは木端微塵に崩れ去り、出版社の社長だろうが(浜村通信が社長になるだなんて当時予想だにしなかったょ…)ソニックの偉い人だろうが(というかもう準レギュラだね中さん)ネタにしかされない。まぁ大半は捏造だとは思うんだけどね。これが捏造じゃなかったらどうしよう。そんな阿鼻叫喚荒唐無稽なゲーム業界。ゲームショーに写るんです片手に特攻なんていう懐かしい展開は最近余り無く、どちらかというと引き篭もり漫画である。かと思えばアポ無しでゲームメイカーに突入するなどこの人はアクティヴなんだかネガティヴなんだか未だに解らん。画風も他の連載では滅多にやらない超ディフォルメから宮下あきら調、本宮ひろ志調、そして定番となってしまった能條純一調など、逆に他の連載のような画風が出るだけマシである。そんな漫画ももう10年。連載当初に生まれた子供がもうタミフル使えないんですYO!そんなケオティックな陰惨電子遊戯絵巻。前置きが長いですが本巻もご多分に漏れず面白いです。だけど、本作→他作への読み手の移動はまだ許容範囲内ですが、逆ベクトルはほぼ無理なのでは、と思えるほどの疾走具合。どうせなら「G(ゲー)セン場のアーミン」から読み始めてはいかがかな?(注:柴田亜美女史のファミ通処女作。このあと「ジャングル少年ジャン」の連載に至るが、途中から「番外編」と称した「ドッキンばぐばぐアニマル(つまり、現在の「ドキばぐ」の原型。やってる事はほぼ同じ)」に完全に乗っ取られ、番外編として3巻発行した後、改題して現在に至る)

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となりの801ちゃん/小島アジコ
「僕は28歳、オタク会社員。付き合ってる彼女が腐女子でした。」――以前にも言及したような気がするけど、ここ数年のヲタクサブカルチュアのマイノリティとしての市民権獲得はこう、ヲタクやって(ピー)年という私からすると妙にむず痒いものがあるのですが。本作はヲタクカップル(そして度々登場する珍妙な生物、801ちゃん。元々商店街のマスコットキャラでありながら、「やおいちゃん」などという名前を付けられたが故にヲタク女子の概念の具現化したものとして本作では扱われてしまっているのですが)の最近乱立気味である「あるあるネタ」とは一線を画している。生々し過ぎるのだ。前述したような生ぬるいあるある4コマは、いい意味でも悪い意味でも一般向けとして鑑賞に堪える。だが、本作はどうか。一応、要点は注釈が付けられているが、その注釈の意味する本質は結局同族、ヲタクにしか理解できない。極論すれば、本作はヲタクか否かを見分ける「踏み絵」である。作中でも「攻め」の対義語は?という「踏み絵」的な話が登場するが(解:パンピーなら「守り」、ヲタなら「受け」)、実質本作はそれ自体で、読者が完全にヲタクベクトルを持つか否か解ってしまう。私はもう反論すら数年前に放棄した自認ヲタクなので面白かったですが、果たしてパンピーにこれは受けるのだろうか…801ちゃんじゃないんだけど、もうヲタクって別の生き物じゃん?(いきなり自己否定かよ)本作はそんな「ヲタク」が一般人と分かり合えるか?というポイントで見ると逆に面白いかも。だって注釈あってもこのネタのディープさは…(主人公はオタクって書いてあるけど、見た感じほとんどパンピーだと思うし)あと、残念な点としてはほぼ全作ラフな作画である事。元々はブログの連載漫画だったらしいんだけど、ネットはそれで別にいい。でもさ、出版するんならせめてペン入れくらいして当然じゃね?とは思うんですが。これは私が漫画描く側の人間だからそう思っちゃうだけ?

…今月も今日で終わりなんだけど、またえらい数の漫画買ってるなぁ私…しかも全部紹介してないし。とりあえず残りは改めて後日。ていうかね、一冊で数日分のネタになりそうな香ばしいのも混じってるので…)

■戦犯合祀、日本政府が積極的に関与(中央日報)
靖国神社に太平洋戦争戦没者を合祀する過程で、当初伝えられていた内容とは違い、日本政府が積極的に関与した事実が明らかになった。

読売新聞は29日、日本国立国会図書館が公開した「新編靖国神社問題資料集」を引用し、「当時厚生省は合祀対象者を決定する過程で、神社側と頻繁に協議を重ね、見解を述べていたことが分かった」と報じた。 A級戦犯が合祀される9年前の1969年に厚生省と神社が合祀に関する協議をした事実も、今回の資料で明らかになった。
今回発表された資料集は、靖国神社が所蔵している非公開資料と、厚生省と神社側との協議内容など、計808資料、1200ページ分量。 日本政府はこれまで合祀に関与しなかったと主張してきた。
厚生省は56年、戦没者の靖国神社合祀に関連し、「3年以内に完了」という指針を出した。 その後、厚生省と神社の協議が進行し、合祀基準を細かく決めた。 58年4月の4回目の協議では、厚生省が「戦没者はB級以下から個別審査し、支障が生じないよう、目立たない範囲で合祀するのはどうか」という内容の提案をした。 厚生省はまた「まず外地刑死者(B級戦犯)を目立たない範囲内で(合祀することを)了承してほしい」とし、具体的な基準まで提案した。
厚生省と靖国はA級戦犯の合祀に関連し、69年1月に初めて協議を行った。 神社側は作成した資料には「A級戦犯(12人)は合祀決定とするが、外部発表は避ける」と記録されており、日本内外の反発を憂慮したことが明らかになった。 A級戦犯の合祀は78年10月に行われた。
京都産業大学の所功教授は「厚生省職員が神社まで行って積極的に合祀に関する確認作業をしたのは注目される」とし「戦没者も靖国神社に合祀すべきという遺族会と戦友会の要請に厚生省が配慮したもの」と語った。

これに関連し、安倍晋三首相は29日、「問題ないと思う。合祀を行ったのは神社で、厚生省は情報を提供しただけ」と述べた。
これに対し、韓国外交通商部は29日、報道官論評で「韓国政府は日本政府がこれ以上真実を糊塗せず、正しい歴史認識のもと、責任ある措置を取ることを望む」と強調した。

うーむ…要するにかの国の方はどうあっても戦犯合祀は国家的戦略であり、軍国主義を捨てていないと思いたいらしいですね…まず、「神社側は作成した資料には「A級戦犯(12人)は合祀決定とするが、外部発表は避ける」と記録されており、日本内外の反発を憂慮したことが明らかになった。」とあり、戦犯の合祀を提案したのは靖国側であることが明記されており、厚生省はそれに対して国民感情に配慮しているだけやん…

「58年4月の4回目の協議では、厚生省が「戦没者はB級以下から個別審査し、支障が生じないよう、目立たない範囲で合祀するのはどうか」という内容の提案をした。 厚生省はまた「まず外地刑死者(B級戦犯)を目立たない範囲内で(合祀することを)了承してほしい」とし、具体的な基準まで提案した。」
まづ突っ込みドン。「B級戦犯"以下"」という表現はおかしい。後述されてますが、戦犯のA、B、C級というのは飽くまでも「カテゴリ」でしかなく、要するに罪の大きさがA>B>Cというランクになっているというものではない事。細かく言うと、
○A級戦犯:平和に対する罪
○B級戦犯:通常の戦争犯罪
○C級戦犯:人道に対する罪
となります。それぞれ戦争犯罪類型A項、B項、C項に該当する罪としてのカテゴライズでしかないのです。よくA級戦犯という報道で「凄い悪いことをしたんだなぁ」と思ってしまうのは日本語訳として「級」を当ててしまったからかと思われます。上記のカテゴリからするとAとCの差が余り良く解らないと思います。私にも解りません。どうやら当時もこの区分は曖昧だったようですから。よって、ここは「B級以下」というより「B級及びC級」とでも書くべき。あと、この国の人はB級・C級戦犯に朝鮮人もいた事をご存知なのであろうか?(まぁ、A級にはいないようですが)。まぁそれを「日帝が強制して云々」というなら裁いた方を突っ込むべき。当時から「戦勝国の敗戦国虐め」という評判のあったかの「東京裁判」ですが、当時からその一方的なスタイルには疑問視されるポイントが多くあったようで、
○審理では、日本側から提出された3千件を超える弁護資料(当時の日本政府・軍部・外務省の公式声明等を含む)がほぼ却下されたのにもかかわらず、検察の資料は伝聞のものでも採用するという不透明な点があった。
○判事・梅汝敖(中華民国派遣)は裁判官じゃなかった。中国でも裁判官でなかった。
などなど。
●「この裁判では、有罪とすることができない」
●「東京裁判の影響は原子爆弾の被害よりも甚大だ」
※インドから派遣された判事、ラダ・ビノード・パール氏の発言
●「すべての判事が集まって協議したことは一度もない」
※フランスから派遣された判事、アンリー・ベルナール氏の発言
●「法廷に証人として出廷せず、従って宣誓無しに作成された検事側書類を証拠として受理し、検事と弁護人に異なる(大差ある)審理手続きで弁護側に不利を与えた東京裁判は、判決に批判の余地を残した。」
※アメリカ月刊誌「フォーチュン 昭和24年4月号」
●「東京裁判は誤りだった」
※アメリカ合衆国ダグラス=マッカーサー元帥、1950年10月にウェーク島でトルーマン大統領と会談中の会話。
●「東京裁判はいくつかの重大な誤判を含むのみならず、全体として、復讐の感情に駆られた、公正ならざる裁判だった」
※日本糾弾の急先鋒であった首席検事キーナン氏。
●「(東京裁判を)もう一度傍聴したら、必ず病気になる」
※マクホン・ボール(メルボルン大学教授)
●「東京裁判は、報復とその宣伝にすぎぬ」
※元ドイツ大使・大島浩被告のアメリカ人弁護人オーエン・カニンガム
●「この裁判は歴史上最悪の偽善であった。こんな裁判が行われたので、息子には軍人になることを禁ずる」
※ドイツ系アメリカ人 C・A・ウィロビー(GHQ 参謀第二部長) 『The Tokyo Trial and Beyond』より
●「国際軍事裁判所は政治的権力の道具以外の何ものでも無かった」
ウィリアム・O・ダグラス(米国最高裁判事)
●「我々は戦争法規を擁護する為に裁判をしているはずだったのに、連合国が戦争法規を徹底的に踏みにじった事を、毎日見せつけられていたのだから、それは酷いものだった。もちろん、勝者と敗者を一緒に裁く事は不可能だった。東條が東京裁判は勝者による復讐劇だと言ったのはまさに正しかった」
※オランダから派遣の判事、バーナード・ウィンター・A・レーニング氏の発言。
●「東京裁判は誤りであった」
※オーストラリアから派遣の判事(東京裁判裁判長)、ウィリアム・F・ウエップ氏の発言
早い話、負けたから犯罪者にされました。って事なんです。戦争なんだから人を殺したり殺されたりするのなんてのは当然なのであって、結局それを「犯罪」とできるのは最終的に勝った方なんですよね。これは最近ならフセインの死刑なんかもそのまんま。そんな「過去の恥辱」である一方的な裁判の結果をタネにいつまで靖国でモメるつもりなのでしょう。前にゴーマニズム宣言Special靖国論の感想を書いたときにもあったんですが、靖国は戦没者を祀る施設。国家宗教である神道のものというよりは、日本人の持つ「死ねば皆仏」(仏は仏教ですが細かいこといいっこナシ。どうせ神仏習合してるんですから)という、「死んでしまえば罪は問わない」という寛大な弔いの心、その形として捉えて欲しいものです。

…そんな国に「正しい歴史認識」なんて言われたくないナァ。

■参考/引用:Wikipedia「極東国際軍事裁判」「A級戦犯」「BC級戦犯」、「世界史コンテンツ」より「美味しんぼの嘘を暴け4

■今月買った漫画、集英社・秋田書店版(青年誌&月刊誌)。
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ハチワンダイバー#2/柴田ヨクサル
ちなみに1巻と一緒に購入。タイトルからは全く「将棋漫画」だとは気付かない。最初に言っておくけど、私は将棋に関しては「素人」である。駒の動かし方、最低限のルール(詰み、二歩など)くらいは知っている。「それだけだ」。本作はプロになる夢破れて賭け将棋で生きている男「菅田」が主人公。つまり「真剣師」の話。真剣師となり182連勝・無敗を誇る彼はその「乱獲」から相手が居なくなり、人づてに聞いた女性、通称「アキバの受け師」と対局――敗北する。発奮の為に部屋の片づけを依頼した所、やってきたのはメイド姿の「アキバの受け師」だった――。繰り返すが、私は将棋に関しては素人同然である。プロ棋士の投了図を見ても「なんでこれで負けちゃうん?」としか思えない。そのプロ棋士を描いた能條純一の名作「月下の棋士」は盤面を極端にクローズアップしながらも、棋士同士の思惑、人間模様を読ませる、素人にも「面白い」と言わせる迫力のある作品だった。これが「"静"の将棋漫画」の骨頂であるのなら、本作は「"動"の将棋漫画」である。本作には盤面や局面を描写するシーンがかなり少ない。それでいながら、「将棋でしか語れない」"棋士"という人間を生き生きと描写している。奨励会やプロ棋士のリーグ戦なんかは、強い棋士と次々と対戦するなんてのは当たり前の話。しかし、「真剣師は違う」。ストーリ中でも語られているが、将棋のプロアマを隔てる壁なんてのは途方も無く高い。よく言う「アマ名人」なんてのはせいぜい強くてもB級程度。プロのA級(=A級リーグの覇者が名人との対局権を得られる。要するに名人戦の予選とも言える)なんてのは想像を絶する天才どもなのである。「月下の棋士」はそんな異常とも言える天才の競演だった訳だが、本作はその天才に「なり損ねた」男の物語。よって、相手はみな一癖ある「アマチュア」ばかり…。もう一度言う。私は将棋のズブの素人だ。それでも本作は面白いのである。

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キン肉マンII世 究極の超人タッグ編#7/ゆでたまご
当初は「週刊プレイボーイ」というどう考えても旧キン肉マン世代を狙った二代目商売でしかなかった「キン肉マンII世」。原著「キン肉マン」も品が無かったが、プラットフォームは別のページを捲ればおヌードが平気で掲載されている本に連載された「II世」はその敷居と共に品の無さもアップグレードし、独自路線を貫く。しかし、途中から旧作を踏襲するストーリー展開へシフトチェンジする。そして、超人オリンピック復古、新世代悪魔超人編もどうやら好評なうちに幕を閉じた。そして、本作「究極の超人タッグ戦」編は更に旧作を踏襲し、タッグトーナメント編に突入するが、「存在を抹消されかかったケビンマスクを救う為」、新世代超人を「実際にタッグトーナメントが完結した直後」、即ち'80sの日本へタイムスリップさせるという荒業…というより強硬手段に出た。もはや読者は須らく旧作信奉者と断じての展開。逆に言えば、これほど旧作ファンに対しておいしい事はない。あの熱狂的ブームを巻き起こした「キン肉マン」の、公式アナザーストーリーなのだから。さて、本巻では万太郎・カオスのマッスルヌーヴォーvs地獄のカーペンターズ(新キャラタッグ)戦から、新旧ハイブリッドタッグ(ロビンマスク&テリー・ザ・キッド)のジ・アドレナリンズvs鬼哭愚連隊(新キャラタッグ)にかけて。カオスの正体はもうなんていうかダダ漏れなんですが(相変わらずゆでは伏線の張り方が下手である)、ロビンの最初のグダグダ具合はちょっとげんなり。当初から万太郎たち新世代超人をいぶかしむ「後の伝説超人達」(ことキン肉スグルの強情なまでの反発はどうにも旧作のイメージが重ならない)の中でも知性派なだけあるロビンは、「未来の息子」であるケビンの姿にただうろたえるばかり。かの「バラクーダ」として知性と厳格さを兼ね備えていたかつての「ロビンマスク」の面影が残念ながら余り無い。連載の方では老練としたネプチューンマンなどの「旧作のカッコよさを残した」キャラがいる中で、思ったより旧世代超人に魅力がない。まぁ、今の所噛ませ犬の新キャラコンビと新世代超人ばかりが出場しており、スポットが当たっていない為かも知れないが(結局本作には間に合わなかったが、ブロッケン&ジェロニモの「テガタナーズ(この名前もどうかと思うが…)」の扱いはあんまりなものだった。さんざ逡巡していたビッグボンバーズ(スペシャルマン&カナディアンマン)を大活躍させるくらいの発奮をして欲しかったものだが…まぁ、ビッグボンバーズの「その後」を描写してくれただけで往年のファンとしてはプラマイゼロなんですが(笑))…と言うといいとこナシのようですが、冒頭で書いた通り、往年のファンにとっては「これはこれで!」とも思える。ゆでの傑出した所としては、読者投稿キャラクタの利用方法が非常に優秀な所。前作もそうなんですが、本作も主たるキャラはみんな読者投稿。しかし、そのキャラの「技」や「戦い方」などを非常に上手く考えて作っている。「こんなの強いワケないじゃん」みたいなキャラが平気で強い。地獄のカーペンターズの「プラモマン」なんかは顕著な例。どう見ても雑魚の癖に、プラモであるポイントをこうまで発展させるものか(ステカセキングとシステムが同じなのはナイショだ!)。まぁカーペンターズは突っ込むとしたら「どこがバイキングの末裔なんだよ!」という所であって。つまり、ゆでたまご作品はそう楽しめ、という事なのですょ。

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聖闘士星矢EPISODE・G#11/車田正美/岡田芽武
これもまたジャンプ黄金時代の作品の二世作品なのですが、こっちは星矢が活躍するより前の話。主人公に獅子座のアイオリアを据え、アテナと対する「神」ティターン神族と黄金聖闘士とのバトルをメインとする。数回同じ事を書いてる気がするけど、本作は「黄金聖闘士の面体復古」。旧作では「聖闘士は同じ攻撃を二度食らわない」という途中から導入された免罪符を盾に、劣勢→最終的にはなんとか勝つというスタイルが殆どだった(まぁ、主人公が最下級の青銅聖闘士であった事を考えれば上出来なのではあるが)。しかし、本作の黄金聖闘士は「強い」。とてもじゃないが、将来青銅聖闘士に遅れをとるとは思えないほど強い。原著を普通のRPG(徐々に敵が強くなる)とすれば、本作はボス同士のバトルみたいなものである。前巻終盤から出てきた魚座のアフロディーテのまぁ強いこと。ここまで強いと逆になんか嬉しいよ(笑)で、単身クロノスの居城に乗り込んだアイオリアだが、突如現れた「神」ポントスの圧倒的なまでの強さに圧される中、同胞が助けに現れる。旧作の威を借りた二世作品とは一線を画し、圧倒的な画力で描かれる、別作品として評価できます。

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シグルイ#8/南條範夫/山口貴由
「仇討ち」として、公式な場で対決することになった旧門弟、「藤木源之助」と「伊良子清玄」。双方、異形の剣術で相対する。師・岩本虎眼の敵を討たんとする藤木と、己の目、愛する女を奪われた復讐心、及びそれをも野心の踏み台とし迎え撃つ伊良子。コマ送りの如き戦いながら、その迫力、スピードは物凄い。これは「BLEACH」や映画「MATRIX」などでも多用された表現だが、敢えてスローモーションにする事で更なるスピード感を表現する。しかし、本作は爽快さとは無縁の作品である。血生臭さ、残酷さ。原著が「残酷モノ」の走りである故に、どこまでも血生臭く、泥臭い。逆にそこに燃える。アニメ化も決定し(WOWOWとはいえ、本作の魅力を十二分に映像化できるか?と言えばどう考えてもコード的に無理だと思うので、個人的にはOVAなどのフォーマットにして欲しかった)、決着に向かい疾走する竜虎二匹。本作にて山口は自らの新境地を開拓し(連載以前より本作の執筆を熱望していた辺りからその意気込みも伺える)、結果として「覚悟のススメ」以降パッとしなかった氏の、二度目のヒット作にして最高傑作となったのはもう疑う余地は無い(なお、覚悟のススメは愛蔵版がリリースされ始めたので、興味のある人は是非ご一読頂きたい。「シグルイ」の原型であり、当時のチャンピオンの最先鋒であった本作の魅力は筆舌に尽くせない。歴史考証にやや難ありだが、それでも傑出した作品である)

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ジャイアントロボ-地球の燃え尽きる日-#1/横山光輝/今川泰宏/戸田泰成
少し前のエントリで、ジャンRがチャンピオンREDに移籍したらRED購入決定なのに、と申しましたが、本作でかなり購読に揺らいでいる。「ジャイアントロボ」と言えば故・横山光輝の代表作であり、特撮の名作であり、そして「稀代のアニメ監督」今川泰宏の本領発揮となった超名作アニメと、ナニゲにアトムなんかとタメを張れるのでは?と思われるほどの古き日の名作である。で、今回のコミカライズは監修に今川泰宏とあるだけあり、OVAの補完的な物語となっている。そして作画は「スクライド」などでマニアックな人気を誇る戸田泰成。
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このアルベルト様の「え、荒木飛呂彦先生?」と一瞬思ってしまうくらいの特濃のオヤヂフェロモンだけで552円+税の元はとったと思った(笑)で、ストーリーはアニメでは故人であったBF団十傑衆・幻惑のセルバンテスvsこちらも結局二人しかアニメには出てこなかった国際警察機構の「九大天王」総出演なんてドリームカードがストーリー初っ端から組まれるなど、アニメのファンにとってはこれだけでもう傑作です。セルバンテスの能力によるミスリードで、大作少年のポジションが判明するのは本巻のラストになってようやく。ただ、これはセルバンテスの能力によるパラレルワールドとしての設定の為か、アニメで回想にあった「幼い日の大作&ジャイアントロボvsセルバンテス&GR-2」といったシーンは無い。また、銀鈴はキャラメイクがかなり変更され、「オトナの女性」から「おきゃん(死語)な女の子」へイジられている。個人的には本作の「お銀」ちゃんの方が親しみ持てるなぁ。かわいいし(笑)ロボの造形も「原作版をモチーフにした」とあり、アニメのがっしりしたデザインより、比較的すっきりした感じになっている。さて、アニメでの引きとして残された「GR計画」とは一体何か?連載の先が待ち切れない。…マジでRED購入開始しようかなぁ…

女学生にセクハラ、静岡県立大が助教授を懲戒免職
母校(学部は違うけど)の教員…なにやってんだか。地元でも静岡大学(国立)と混同されたり、未だに「静薬(静岡薬科大学:前身の大学)」と呼ばれたりと認知度が低く、有名な教員は北朝鮮の研究第一人者の伊豆見助教授くらいが関の山なマイナーな大学なのに…こんなニュースで報じられるのもなぁ…

「日本一の無責任男」植木等さんが死去
私としてはクレイジーキャッツは直撃世代ではないんですが、最近でも入れ歯洗浄剤のCMなどで独特の軽さを軽妙に演じていた植木等さん、他界。いかりや御大の時もそうだったんですが、幼少時のTVに出ていたような有名人がここ数年悉く他界している。それは私が歳をとった所為でもあるのでしょうが。あの「明るいおぢちゃん」の私の中での代名詞であった青島幸男さん(イジワルばあさんが大好きだった)や、前述のカリスマ・いかりや長介御大など、大御所が次々と天に召されていく時流がちょっと物悲しい21世紀・6年目の春。

外山恒一政見放送(都知事選)
つーさんとこで見つけた。すげぇ…これ又吉イエス以来の核爆弾だなぁ(笑)個人的にはクリリンというよりもピッコロさんに見える。
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こんなん?というかこのアナーキーさは一見の価値あり。一回観たらもういいですけど(笑)いくら放送コードのない政見放送でも中指立てちゃったのは後にも先にもこいつだけだろうね。画像いじっちゃったから魔貫光殺砲のタメに見え…ないな、うん。

…なんかの罰ゲームという可能性はないだろうか…

■最近の日常あれこれ。
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■またもガシャポンの麻雀ストラップをやり込む。今迄使用していたストラップは構成牌14牌のうち、パーツとして3分割というもので、出来はいいものの最近使用頻度の高い携帯や原付の鍵のは印刷がはげてしまって一部白牌になってしまったりしてた…というのもあるんですが、何より「国士無双」がラインナップに入ってたのがデカい。今迄使用していたのは「第二弾」という事で国士がなかったんですが、いちばん見栄えするのが国士だもんで、一応ネットとかで探したんですが大抵ヤフオクにしかない。で、本作ですが、14牌全て別パーツ扱いという凝り様。流石200円ガシャポンだけあるね。で、国士出すまでに1800円(=9回)要した。内訳:
■役満
○国士無双
○字一色
○大三元
■通常役
○一気通貫
■三元牌ピン
○中(千点棒版、百点棒版ひとつづつ)
○白(千点棒版)
○發(千点棒版)
…といった感じ。三元牌ピンはほぼハズレなんですが、なにこの役満濃度の高さ(笑)通常役は他に混一や七対子もあるらしいのですが出ませんでした。また、シークレットはダブル役満らしいのですが、考えうる限りこの造形からしたら字一色+大三元or小四喜か大四喜しかないんじゃ(笑)(前まで使っていたやつは哭いた牌なんかも再現されていたけど、今回のはそういう構成になってないので、写真のやつなら国士は13門張だし、大三元と字一色は四暗刻も重なるのでいずれにせよダブル役満だし)で、14牌独立というのは非常に頑張ってくれてていいのですが、難点として全牌独立なので、部分的な裏返しになりやすく、揃えないと見栄えが非常に悪い。という事で、私は厚紙(栞を切りました)を通して表裏を固定しました。最初は自摸牌以外をプラモ用接着剤で接着したんですが、それでもちょっとした力で剥がれてしまうので(あと、そうしちゃうとストラップとして繋ぐことが出来ない)こういったプリミティヴな手段に訴えました。しかしその厚紙もちょっと強度不足だったようで、数日使ったら途中で折れてしまって、結果として国士の「東」のみ固定できないという状態に。また念の為接着しちゃおうかな(なお、牌の作りが横から見ると台形気味のようで、全部連結するとちょっと表側に反ってしまいます)。

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■みくしのDELTA-M先生づてに聞いたコンビニガンプラ「ガンプラコレクションDX」をふたつ購入(といっても近隣のコンビニにはなく、ホビーコーナーのあるショップにて)。当時の1/144スケールのものの1/2スケール再現。よーするに1/288スケールね。ただ、そのままの移植ではなく、ちゃんと接着剤不要な感じにリメイクしているよう。でパッケージで私が何を狙ったか解る人は凄いけど、当然の如くジュアッグとゾック(笑)で、出たのは量産ゲルググとシャアザク。むー、残念。…ん?シャアザク?ラインナップにあったっけそんなの?
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…どうやら「8種+α」の「α」、つまりシークレットを引きやがったらしい(笑)解説によるとキャンペーン用に作成されたガンプラ「ザクマインレイヤー・シャア専用塗装」のリメイクらしい。でも…うーん。別にいらない(笑)で、いつもなら出るまで強引に買い続ける悪癖がある私ですが、今回はこれでおしまい。ガンプラだけあって未塗装だし、それにゾックとジュアッグは少し前のエントリでも書いたS.O.G.ExIIシリーズの方が出来がいいのでそこまで欲しくないしね(ちなみにS.O.G.ExIIIが出てたけどラインナップに魅力がない為未購入)。

■おしごとのこと。未だにインフルエンザと花粉症が猛威を振るっていて結構忙しい。というより、去年がヒマすぎた関係でギャップががが。前日のエントリにもあるように、10代へのタミフル投与自粛があり、残念ながら10代には対症療法的に風邪薬で散らしてもらうという数世代逆行医療となってしまった。次のシーズン、リレンザの充分な供給がされないとまたこんな感じになっちゃうなぁ…

■今月買った(読んだ)漫画、マガジン編。
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アイドルのあかほん/氏家ト全
氏家氏の少年マガジン連載二本目は、結局長持ちせず1巻で完結。相変わらずのソフトエロス路線はそのままに、主人公は三人のアイドル候補生。「解ってやっている」→「噛む」という新機軸への路線変更は評価できるが、矢張り少年誌読者層には受けなかったようである。それを言ったら前作「濱中アイ」はよくもまぁ6巻も続いたナァ、と思いましたが。矢張り氏家氏は「妹は思春期」のようなあからさまな路線の方が似合う。個人的に、少年誌へダブルヘッダで連載するならば、本来の「思春期」の方の増ページをしてもらったほうが嬉しいナァ、と思いますが…

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School Rumble#16/小林尽
しっちゃかめっちゃかなベクトルが交差する恋愛バトルロイヤル16巻。しかし、最近とみに沢近⇔播磨の構図が顕著に。人為的、作為的、偶発的なファクタが二人を接近させるが…天満がまともに主人公を張れていた初期とは異なり、現在のヒロインはほぼ沢近で確定ですね…個人的にはもうちょっと本編で八雲をプッシュして頂きたいのですが(笑)そして、本巻では久しぶりに時系列の明確な提示が(まぁ、修学旅行も広義にすればそうなるんですが)。烏丸の留学のカウントダウン、天満の「教師になりたい」との希望からの教育実習(まぁ、そこはマトモな訳が無いんですが)など、乱雑なベクトルは一応終息に向けて収束しつつある。果たしてどう締め括るかは見物でありますが、たぶんまたカウンターストップがかかるのでしょう(笑)

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さよなら絶望先生#7集/久米田康治
皮肉、自虐、風刺、毒…そういうモノをテーマにする作品は少なくない。が。本作ほど濃厚に、辛辣に問題を提示し書き連ねる作品はそうそうない。何故なら、他の作品は「スパイス」や「ギャグ」として作品に忍ばせるのが関の山なのに対して、本作はそれを主題に据え、それを軸として展開させていくからである。「無縁仏」「テクノストレス」「優先順位」など、既存のカテゴリを時事ネタを含めて広義に解釈するそのスタイルは見事。画調も大正ロマネスク的なデザインに、かっちりした細密な描写。トーンは極力使用せず、結果としてコントラストが明瞭になり、込み入った過剰なまでの書き込みも比較的あっさりと頂ける。冒頭に書いたようなテーマを忌避する人にはどうしても合わない作品だが、逆に言うとそれさえ大丈夫ならこれほど強烈なギャグ漫画はそうはない。
余談:久米田先生の中で爆破オチなど、オチの開拓が最近ブームなのだろうか(笑)あと、久しぶりに見た小森ちゃんが妙に可愛かった(笑)確かにニートと引き篭もりって同一視されるけど別モンだね。どっちも認知されるようなものじゃないけれど。

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GetBackers奪還屋#38/青樹佑夜:綾峰欄人
終に降臨した呪術王(ブードゥーキング)、「鍵」として覚醒した卑弥呼と、彼女と蛮の関係、MAKUBEXの母、呪術王vs銀次及び鏡vs蛮の決着、「聖痕(スティグマ)」の本来的な意味、シュレディンガーの猫の如くたゆたう「世界」。裏新宿に聳え立つ違法建築の粋であり、人知を超えた魔境「無限城」の扉の向こう、世界の命運を文字通り決定付ける「オウガバトル」、開戦。さて、異能者バトルモノ、終息へ。どうにもラストミッションに入って観念的な展開が非常に多く、一読しただけだとすぐに内容が把握できず、結果として数回読み返すハメになる本作ですが(笑)次巻にて完結との事。依然として圧倒的な描写は続き、読んでいて迫力は非常にある。しかし、前述したがちょっと解り辛い展開も多く、当初現れると目された「無限城上層部の人外」は思ったよりも登場しない。その辺はちょっと肩透しだったのですけれど、それでも面白かった。「業」から断ち切られた蝉丸の再登場にはちょっと嬉しかった。次巻、納得のいく完結を描いて欲しいものです(ていうか本誌連載はもう完結してると思うのでその物言いはちょっと変ですが)。

■タミフル、10代投与を中止…異常行動また2例で(読売)
とうとう厚生労働省が10代へのタミフル投与回避を促す情報を出しました。私も今日職場で知ったのですが。タミフル(一般名リン酸オセルタミビル)はインフルエンザの特効薬(A型、B型共に有効だがC型には無効。話題の鳥インフルエンザに関しては不明)としてロシュ社が発売して以来、大ヒット商品となった薬です。剤形としてはカプセル(75mg、換算体重37.5kg以上用)、小児用として3%ドライシロップ剤(要するに「甘い粉」の意味。当のタミフルのはそれほど甘くなく、不味いです)があり、発売以降インフルエンザの第一選択薬としての地位を確立してきました(発売当初は非常に品薄で、注文してもシーズン中に入手出来ないなんて事もザラでした)。作用システムはインフルエンザウィルスの持つノイラミニダーゼという酵素を不活性化して、ウィルスの細胞からの離脱を不可能にし、結果としてウィルスの増殖を抑えるというもの。タミフル自体にはインフルエンザの主症状である高熱や痛み自体を緩和する作用は無い為に、普通は他の咳止めや解熱剤などを併用しますが、タミフルを服用する(注:性質上、発症から48時間以内に内服しないと充分な効果が得られないとあります)事で、通常1週間ほど継続する症状が3日間程度に抑えられ、また熱なども比較的軽症で済みます。全世界で使用量のほぼ3/4を誇る日本では、更に自治体などでの備蓄など、信頼性の上でも非常に大きな薬でありました。しかし。ここ数年で、こと子供に服用させた際の「異常行動」が取り沙汰されるようになりました。飛び降りや妄想・うわ言、果ては走行中の車に飛び込み死亡など…このような事例はほぼ日本のみで報告されており、昨年にはアメリカにて「タミフルとの因果関係は確定できない」との報告があり、また「インフルエンザ脳症」という若年者にあるインフルエンザに伴う症状との区別が付き難いという点もあり、今迄日本厚生労働省は慎重な態度を保持してきました。しかし、それでもなお因果関係が否定できないとし、昨日3/21に、「10代への投与はなるべく控える」という通達が出ました。で、何故「10代か?」という点なのですが、10歳以下である場合は保護者などが監視し易いというポイントもあるのですが、最近の事例で、保護者が異常行動を起こした子供を抑え切れない(即ち、体力や体格の為に、保護者の静止を振り切って飛び降りたりする為)という点が大きいのです(ちなみに、患者はこのような「異常行動」を全く覚えてないようです)。で、流石に厚生労働省も無視できるフラグメントとして処理しきれなくなり、このような限定付き措置に踏み切ったと思われます。数年前よりタミフルの安全性に対しては再三再四議論がなされていましたが、とうとう国が折れた、という感じですね。いち薬剤師としては残念な話ですが、これはもう「薬の持つ因果」みたいなものですので、それがとうとう露見した、という感じです(なお、現時点で成人以上の年齢でこのような事象の報告は稀であり、ほとんどが若年層に偏っている)。

しかし、そうなってくると問題になるのが、「10代のインフルエンザにはどう薬を処方すべきか?」というポイント。候補は二つあるのですが、それぞれ問題を抱えています。
■吸入型インフルエンザ治療薬「リレンザ」(成分名ザナミビル)
利点:
○働き方はタミフルと同じノイラミニダーゼ阻害。よってA/B型共に効果がある。
○吸入タイプなので、患部に直接作用する為、タミフルのような脳症状を起こすリスクが低い(とされている)
○今年から小児への保険適用がなされるようになった。
難点:
●吸入パウダーという特殊な使用法の為、小児や老年者にとっては慣れるのが大変(慣れてしまえばむしろ飲むより簡単なのですが…)。
●小児への保険適用は5歳以上。それ以下だと自費診療となり高額です。
根本的な品薄で、現在日本ではほぼ入手不可能。供給は早くとも今年5月頃からと目される。
GSKの来シーズンの頑張りを期待するが、タミフルがこのような状態になってしまった為、ほぼ10代の第一選択薬になるだろうと目される来シーズンは、タミフル発売当初のような「買占め」により、安定供給は難しいかも知れない。
■内服インフルエンザ薬「シンメトレル」(成分名アマンタジン)
利点:
内服なので摂取が簡単。錠剤、粉の剤形がある。
○元々タミフルは1歳未満の乳児に対して原則禁忌であったが、本剤は使用可能。
○タミフル、リレンザに比べて圧倒的に安い(50mg錠を使用したとするとおよそ1/10の値段)。
難点:
A型のみに有効で、B・C型には無効。恐らく鳥インフルエンザにも無効と思われる。
●タミフルやリレンザに比べて耐性ウィルスの比率が圧倒的に高いとされている(2005年アメリカの調査では耐性率92.3%という報告がある)。
●元々はパーキンソン症候群用の薬であり、それに伴い精神神経系の副作用も懸念される。

まぁ、来シーズンは基本シンメトレルで、Bが出たらリレンザみたいな感じになるのかなー?それよりも未だにインフルエンザはシーズン真っ只中なので(今はB型が流行中)、当面は今シーズンどう乗り切るか?になっちゃうんですけどね…ニュース明けの今日は私が担当した患者で該当する人は居ませんでしたが。是非とも来期はGSK(グラクソ・スミスクライン)社には頑張ってリレンザを量産してもらいたいものです。シーズンになって混乱するのは嫌ですから。

■今月買った(読んだ)漫画、チャンピオン+サンデー編。
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クロスゲーム#7/あだち充
一軍vsプレハブ組再試合・決着。或る者は去り、或る者は残り。私はあだち漫画はほぼこれが初手なんですが、病院で読んだ(と言っても序盤のみ)H2となんとなーく展開が似てますね。なんていうか、スポ根でない所が逆にいいですね(野球漫画フリークの私でも、今現在スポ根が受けないくらい解ります)。かのH2は連載当時、高校球児が憧れる野球漫画で一位を獲得しただけある。そういう風潮じゃないんですね。で、本作も相変わらずゆるゆると流れていく野球…と言うよりは野球青春物語。個人的には女子野球ネタ大好きなので、青葉ちゃんの今後の活躍に期待です(笑)てか今って高校野球、女の子出られるの?と思ったらまだダメみたいね。選手にはなれるのに試合に出られないなんて変なの。(参考記事:「米国人が見た高校野球部「功名が辻」」)まぁ、実際問題として未だに女性は能力的に戦力として数えられないみたいだけど(一時、六大学に女性投手が入って話題になったけど、結局「それなり」にしか活躍できなかったし)。だからこう、もっと、「女の子なのにすげいんだ!」みたいなカタルシスを感じたい。だから今後も読んでいきます。

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無敵看板娘N#3/佐渡川準
一方で激強女の子ギャグ、新シリーズ突入で第三巻。「無敵」鬼丸美輝が織り成す破天荒物語。新キャラ、テッコツ堂店長・吹雪マリ投入という、この作者にしてはかなり早い段階での新キャラ投入(笑)お嬢キャラでありながら、めぐみとは1?もかすらないのは凄い(キャラ造形はなかり似てるけど)。勘九郎が「青鮫」と同一人物でありながらも美輝に対する勝率が飛び抜けて異なる葛藤や、相変わらず能天気で可愛いカンナたんなど、そろそろ新シリーズとしての形が整いつつある(というか、実質「第二部」なので、大幅な弄られ方はしてないんだけれども)。しかし私気付いちゃった。24話「どっちの魂ショー」読んでて気付いちゃった。本作での一番のマイ萌えキャラは甲斐このみちゃんだ!三白眼吊り目の女の子なのになんでこんな可愛いんだろう(笑)てか私は昔から妙な嗜好性があるなぁ、糸目属性とか(笑)

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鉄鍋のジャン!R 頂上作戦#1/西条真二
かつてチャンピオンの主力として席巻していた中華料理バトル漫画、「鉄鍋のジャン!」がとうとう新シリーズとして再登場!私ついつい旧作読み返しちゃったよ(笑)六本木ビッグヒルズにて開催中の「ビッグ大谷日堂杯」に、「名無し」を騙り出場した「最強最悪の料理人」秋山醤。海外資本チェーン「十三龍」の日本進出の足掛かりであるという前提の「アウェー対決」の初戦「坦々麺対決」を「秋山の魔法」で彩る。連載の方は第一部完という事でやや残念ながら、このまま消えるわけではなく、6月から第二部連載決定という、前作のファンからするとほっと胸を撫で下ろす報告があったのは救い(というか、私はてっきりチャンピオンRED辺りにプラットフォームを移すものかと思ってた…これでジャンがREDに入ったら購読決定だったのにね(笑))。本作の魅力は一筆するにも多様でちょっと悩んでしまう。まず、主人公・秋山醤の信念「料理は勝負」「勝つ為なら何でもする」という傍若無人たる態度。いわばダークヒーローである。今日び、料理バトル漫画というのはさして珍しくもないのだけれど(根底にはやはり「料理の鉄人」ブームがあったのは確か)、ここまでヒールを嬉々として演じる料理人は後にも先にも醤くらいなもんである。Wikipediaでも語られていたが、本作には「後出し有利」という料理バトル漫画の鉄則が通用しない。現に、前作では先手必勝とばかりに先に料理を出し、相手の料理を台無しにする、若しくは逆に順番が最後になったが故に失敗するというシーンが幾度かあった。また、その醤のヒールっぷりがオーバーヒートし、到底料理漫画とはかけ離れた「悪vs悪」のようなストーリーもあった。ダークヒーローモノは得てしてその倫理観の無い爽快なバトルが売りだが、それを料理漫画でやってしまっているのである。そして、監修がしっかり付いている為に、一般日本人には到底馴染みの無い、中華の驚くべき料理法や調味料、食材など、ある種「異色」とも言えるラインナップにドキドキ出来る。私はこの漫画のお陰で、鍋巴(中華おこげ)やあんかけチャーハンなど、当時それほどメジャーではなかった中華料理にも食指を伸ばしたりしたものです。中華料理の奥深さと、クセのある敵との痛快なバトルの両方を味わえる漫画。「R」になってもその方向性は健在で、出来るだけ早く連載再開を読みたい。

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■先週末にM家にて鍋。キムチ鍋はおいしいデスね。でも飲酒量が久しぶりに多かったのであんまり食べられなかったデス。他にもレバーの煮込みが美味しくて。元々レバーはあんまり好きじゃないんですが、するする食べられました。こういう食べ方もあるんだなぁ。

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■数日前からPCが何の前触れも無くリブートするという現象が。昔も同じような現象が起こったので、近所のパーツショップで電源ユニットを買ってきて換装。直りました。しかしすげいパッケージだな(笑)アニキィィィ!てかそろそろうちのPCでもマシンパワー不足が否めない時代になってきましたね。今の組んだのってもうそろそろ2年前かな。今のCPUは規格自体が変わっちゃったりしてどれがどう凄いのか解り辛い…

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■私のかかりつけ歯科がある病院の自販機に「ミロ」の缶があって、美味しいので毎回治療後に一本、というのが習慣だったのですが、先日行ったところラインナップから外れてた。なので牛乳と瓶を買って自作した。缶の味にするにはけっこう沢山ミロの粉必要なのね。子供の頃もミロは大好きで、それほどの頻度では飲めなかったのですが私にとってはご馳走でした。なお、私は乳糖不耐症なのでアカディ牛乳買ったんですが、新発見。アカディでも下痢する(笑)猫好きでアレルギーな上に、牛乳大好きでアカディでも下痢するって…なんか私前世で悪いことでもしたんだろうか。
☆うんちく:「乳糖不耐症」とは牛乳などに含まれる糖分「乳糖」を分解できない体質の事。子供の頃にはほぼ無い症状ですが、成長に従って一部の人には乳糖を分解する酵素が出なくなるのです。乳糖を分解出来ないと人体は糖分として吸収できなくなり、腸内に乳糖が大量に流れ込むことで、浸透圧の関係で水分が腸内に滲み出る。これが原因で下痢になるのです。特徴としては、この症状で起こった下痢便は甘酸っぱいような独特の臭いが混じるようになります。アカディ牛乳は処理することで予め乳糖を分解し、吸収し易くしている。

■昨日何気にベイシアに行ったら「嫌日流」という漫画が置いてあった。以前「嫌韓流2」内でも触れられていた作品。興味はあったがこんな事で韓国へお金が流れるのははっきり言って癪なので中古で出回るのを待ちます(笑)で、ネットで調べたら同じ「嫌日流」というタイトルで別の作家が出版してるんですね。紛らわしいなぁ。それに対する評価は惨々たるもので、Amazonのレビューを見てもらえば一目瞭然。あとこんなページもあります(☆マンガ嫌日流の嘘を暴け☆)。こちらは旧嫌日流に対する対談形式のレビューで、引用された大量のソースできっちりと論破している(笑えることに、作中に記されている内容自体を韓国メディアからの引用で否定されてしまっているなど、論考が余りにも稚拙)。ただ、嫌韓反論には多分にして韓国を貶めるような流れになりがちなのはもうちょっと考えた方がいいのかなー、とは思いますけど(因果応報とも言えますが)。「嫌韓流」もそうだったんだけど、論破するのはいいとして、煽るような発言は不要と思うんですけどね。まぁそうでもしないと姿勢的に弱腰になっちゃうからかも知れないけど。

今月買った漫画、青年誌編。
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新ブラックジャックによろしく#1/佐藤秀峰
何が「新」なのか?と思ったらプラットフォーム移籍だったのね(モーニング→スピリッツ。どうやら編集サイドとモメたらしい)。インターンの斉藤先生が今回席を置いたのは泌尿器科。泌尿器科て云うと普通の人には縁がなさそうなイメージがありますが、老齢になると意外と関わってくるケースが多いジャンルだったりします。壮年男性なら前立腺肥大症や前立腺癌、中年以降の女性なら漏尿、頻尿など。「尿」に関する主訴は、現場にいると意外なほど多いのです。それはさておき、今回中心となる人物は、今迄のシリーズでも度々登場した看護士・赤城さん。斉藤は赤城を想い腎移植を薦めるが…これはこの漫画通してのテーマでもあるのだが、改めて「治療する側」と「される側」の思考のギャップが浮き彫りになる。極論してしまえば、「医療」というのは「リスクを最低限に抑える行為」なのだけれど、これが患者側からするとそれを鵜呑みにして同意出来ない、というケースはかなり多い。癌告知なんかは最たるもので、告知を受け入れ、向き合える人もいれば、告知に絶望し、生きることを止めてしまう人もいる(タイトル繋がりで手塚治虫「ブラックジャック」から引用すると、「告知された事で自殺してしまうような弱い人間はどちらにせよ生き残れない」的なブラックジャックの発言がある。正論だがそれは飽くまで医療関係者の域を脱却できていない極論である)。そのような「医療」の孕む問題点を指摘していくのが本作であり、「天才医師が難病に立ち向かう」という従来に有り勝ちだった医者漫画とは一線を画している。患者の心境に同調してしまうと治せる病気も治せない。このようなジレンマを、今後医療界は如何にして歩み寄っていくべきか。逆に、治す事は本当に患者のためなのか?そういう根本的な問題をこれからも描いて欲しい。意識改革が必要なのはなにも患者だけではない。医療関係者もそうなのだから。

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蟲師#8/漆原友紀
時代設定は皆着物を着ているような古き日の日本がモチーフ。森羅万象の礎とも言うべき「蟲」をテーマにした一話完結モノ。眠らない男、閉鎖された雪山、意識を流す娘、雨を呼ぶ女、死を自然に帰すモノ。古き日本では「妖怪」などとして畏怖されるような様々な現象を引き起こす「蟲」、そしてそれを追う「蟲師」ギンコ。幻想的であり懐かしいこんな世界。科学万能とされてはや幾年の現代、こういう世界を描けるのは稀有。「八百万の神々」の国である日本と対比する事で、要はあらゆる現象に宿るとされた「神」を「蟲」へと置換したものなのだが、その変幻自在多種多様な「蟲」のアイディアは毎回読み手を飽きさせない。大人になった少年少女に是非とも読んで頂きたい幻想世界。
余談ですが、「AKIRA」の大友克洋監督が実写映画化するそうで。昨晩TVCM観たけどそれなりに面白そう。あと、短編集出たときに初めて知ったんだけど、漆原友紀先生→元常連ローディスト・志摩冬青さんだったのね。云われてみれば絵同じだもんねぇ。なんで気付かなかったのかな(笑)確か志摩冬青名義で昔ラポートから単行本出してたと思うので、ファンは探してみるのもいいかも。

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喧嘩商売#6/木多康昭
本巻はかなり評価が分かれている。木多読者が「いじりネタ」、「マジの漫画」どちらに期待を寄せているかで変わってくる。前者であれば本巻はやや物足りないとは思う。それでも、相変わらずの冨樫批判や、とうとう対象に加わってしまった赤松先生など、強烈な業界批判は相変わらず。中でも今回評価出来るのは途中に出てくる背景の「売国党」。少なくともここまで露骨に特定アジアに(ネタとして)矢を向けた講談社漫画は初めてではなかろうか。これがいくらダメな事をやり続けても評価される「木多康昭」という漫画家のポイントだと思う。タイトル「喧嘩商売」は、深読みすると「業界に喧嘩を吹っ掛ける漫画家と言う商売人=木多康昭」とすら思えてしまう。酷い言い方をすれば、本作の「本筋」である喧嘩よりも、木多氏のそのスタンスに対してカタルシスを感じてしまう読者は少なくないだろう。一方、「マジ漫画」として、本巻は「喧嘩」描写の割合が多く、今回登場した喧嘩ジャンキー・工藤の、生々しい生い立ちからその強さまで、「これ本当に木多康昭?」と思えるほど力の入った描写がなされている。そして対する主人公・十兵衛は喧嘩ならではの搦め手で工藤に相対する。結果、状況はイーブンで次巻へ。この決着はどうなるか。そしてH×Hはいつになったら連載再開されるのか。期待は尽きない。

今月買った漫画-ジャンプ編。
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ギャグマンガ日和#8/増田こうすけ
オルタナ系ギャグ漫画ももはや8巻。売りである「異常系キャラクタ複数vsまとも人間の突っ込み一人」という構図はそのままに、様々なシチュエーションを毎回用意してくる引き出しの多さは評価できる。こういうオムニバス形式にありがちな事ではあるが、今回も恒例で「聖徳太子モノ」「松尾芭蕉モノ」は本巻にも収録されている。絵は相変わらず「うーん…」という感じなんですが(月刊誌で8巻なのだからもう少し絵が上手くなってもよさそうなものなのだが…)、逆にその拙い感じの絵でクセのあるギャグを上手くいなしている、と考えた方がよいのだろうか。これから手を出す人は、1巻辺りをとりあえず読んでみてから以降を読むかどうか決めたほうが良し。合わない人にはどうやっても合わない芸風なので。個人的に残念だったのは、本作でもかなり好きなほうの「うさみちゃん」シリーズが収録されてなかった事。

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魔人探偵脳噛ネウロ#10/松井優征
ネウロもとうとう大台の10巻に。内容としては「電人HAL」編大詰め。電人HAL編はネウロでも二度目の大きいヤマであり、話としてもかなり良い。絵は相変わらず独特の雰囲気ではあるが、連載当初に比べるとかなり上達しており、結果としてセンスが突出する理想的な感じになってきている。「探偵」とつくが、基本的に「謎解き」は一般で言う「本格ミステリ」などから考えると如何にもジャンプ的(というか、少年漫画的)な破天荒な解決が多い(「コナン」が正統派であるのに対し、かなりの変化球と考えた方がいい)。魔界666ツ道具など、主人公・ネウロの「魔人」たる能力が謎解きに寄与するも、完全道具依存でないポイントは高く評価できる。そして、今迄「傀儡の探偵」でしかなかった弥子は、今回の「HAL」の謎の一つ、パスワードの解明を達成するなど、探偵としての成長を見せる(そして、結果としてネウロに解明出来ないような「謎」を、人間としての視野から解明出来る、独立した「探偵」へと成長する)。キャラも皆クセがあり、異様である。本巻のカヴァーを飾る篚口の歪んだ人生など、元ネトゲジャンキーとしては正直心が痛む。ただ、こんな感じに「同情の余地がある」犯人という図式は「ネウロ」作中では逆に異例で、殆どの犯人には情状酌量の余地が無い「悪」である。個人的に犯人がやむにやまれず犯罪を起こし、最後に改心するという流れのミステリに食傷気味なので、こういうスカッとした展開は心地よい。今後もジャンプの看板にはなれなそうだが、地味に面白い傑作。今後も地味に継続して欲しい。余談ではあるが、本作の特に突出しているポイントは「ギャグセンス」。前述の「増田こうすけ」とは異なり、また独特のセンスから織り成される切れのいいギャグは最高(笑)

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スティール・ボール・ラン#11/荒木飛呂彦
「音」のスタンド能力に急襲されるジャイロとジョニィ。窮地に立たされたジャイロは、ジョニィに「黄金率の回転」を伝授する――本作は事実上「ジョジョの奇妙な冒険」の第七部としての位置づけでありながら、「スタンド」という概念「のみ」を引き継いでいる。「スタンド」が第三部から導入され、第六部"ストーンオーシャン"に至るまで、スタンド能力の謎解き、駆け引きというスタイルを継続したものの、最終的には「オラオラ」など、スタンド自体によるガチンコでの決着という形が殆どであった。本作では「スタンド像」自体がそれほど描写されず、飽くまでスタンド能力のみでのバトルという形式を貫いている。邪推だが、本作当初に出てきた「ミセス・ロビンスン(眼窩に虫を飼い、それを用いて戦う)」や、主人公ジャイロの「鉄球」などから考えるに、本作では「スタンドへの決別」を意識して始めたのでは?と思われる(別の言い方をすると、「ストーンオーシャン」の頃からスタンドによるガチンコバトルへの決別をしたがっている感じはあった。「ストーン・フリー」や「キッス」など、メインメンバーのスタンドが当初スタンド像を伴わず、「糸」や「シール」など、単なる特殊能力として描写されていたのがそう思う切欠だった)。その方向性が合致しなかった為か、連載は週刊少年ジャンプからプラットフォームをウルトラジャンプに移籍し、結果としてその主義を貫き、結果として成功している。能力中心のバトルとし、結果として「殴り合い」というプリミティヴなバトル展開が排除され、読み応えが非常に上がっている。ストーリとしても、「遺体となった聖人とはもしや」「ホットパンツは結局何を目論む?」「耳はどうやれば使い切れるのか?」など、次への「引き」も怠らない。結果としてファンとしては次の話への渇望を訴えずにはいられない。ジョジョとは切り離して、一個の作品として完成している作品。

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テニスの王子様#37/許斐 剛
改めて云って置く。「本作は正当なるジャンプスポーツ漫画である」。本巻では「お笑いテニス」とか称してふざけた対戦に持ち込む奴とか、打ち返したボールで観客席上段まで吹き飛ばされるとか、ぶっちゃけ全部が「お笑いテニス」である(逆に、「お笑いテニス」は単にふざけてるようにしか思えず、正直寒い)。そんな荒唐無稽破天荒な展開により、「ジャンプ一番のギャグ漫画」との書評をよく見る。しかし、よく考えて欲しい。今迄ジャンプでヒットしたスポーツ漫画で、そんな要素が欠片も無い作品があっただろうか?少なくとも私にはスラダンくらいしか浮かばなかった。そう、こういう「有り得ない」阿呆な展開目白押し、それこそ伝統ある「ジャンプスポーツ漫画」、と私は主張するのです。それが面白いかどうかは別問題として(笑)まぁ、内容は兎も角として、きっちり「王道」は歩んでいるのですよ。ただ、絵に関しては、どこかで見た「みんな爬虫類の目」というのには同意。腐女子向けなのは解らないでもないけど、どいつも美男子とは云えないよなぁ。人気投票の跡部の人気も解らん。只の自己中じゃん(笑)あとは、許斐先生が今の展開を解っていてやってるのか、それとも勘違いして本気でやっているのか、で今後頑張れるかどうかが大幅に違ってくると思いますが…

最近買った中古漫画。
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おはようKジロー29巻(完結)/水島新司
連載当時はそれほど熱を入れてなかった漫画、イーブックオフで2巻以外揃っていたので一挙購入(2巻だけは近所の古本屋で保護)。これでだいぶ水島野球漫画が揃ってきました。本作は野球部の無い冠高校へ入学した岡本慶次郎が野球部を再建し、延いては甲子園を制覇するというもの。相変わらずですが、水島野球漫画は単純な強豪高校と対戦という図式が希薄な場合が多いのですが、本作は自チーム自体が異色(野球経験者が全部員中3人で、他のメンバーはその他のスポーツのトップアスリートをスカウトしたというキワモノチーム)な為か、対戦高校も異色揃い。初戦ボーイを勝ち抜かせた補欠選手、ストレートを投げられないエース、甘い球を武器にした投手、近代的違反行為によりサインを盗む高校、最終的には五つ子の入れ替わりトリック等等。水島野球漫画に於いてもかなり趣向を凝らせた敵役のオンパレード。29巻という比較的長期連載にも関わらずラストがやや打ち切り染みた終わり方なのは恐らく水島先生の脳がドカベンプロ野球編へシフトしてしまった為かとは思いますが(笑)異色チームが甲子園で優勝なんてのはまぁありきたりではありますが、本作の主人公・Kジローの違反クラスの豪打・好守に最後まで説明は無く、全ては謎のまま(単純な大会当たりのホームランの本数なら、かのドカベン・山田太郎以上である)。ストーリー展開も野球というよりは、野球をテーマに据えたミステリのような感じ。「一球さん」とは全く正反対の展開の本作、せめて文庫で早く出して欲しかった(笑)(ていうか、一向に文庫など他の媒体での刊行が無かった為の古本揃えだったのです)

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砂漠の野球部11巻(完結)
実はKジローは送料無料にする為の冊数稼ぎで、本当はこっちが揃った方がデカい。サンデーで連載された、異色でありつつも王道の野球漫画。内容が濃いだけに余り連載時人気は出なかったようだけど、これはこれで佳作。神奈川の強豪高校へ入学したものの、ドロップアウトしたメンバーが、鳥取のオアシス学園へ越境転校し、甲子園を狙うというのが大筋。甲子園への道程の格差は今に始まったものではなく、千葉や大阪など密度の高い地区と、鳥取など過疎地区では、実に倍近い試合数の違いがある甲子園への道程。「転校した後は一年間公式試合不可能」など、実はかなりリアリティを追求している。エースは元々超高校級のストレートとフォークを持ち、プロも一目置く選手という主人公設定をしつつも、急激な成長で全てがダメになるという途中で物語を破綻させかねない展開をさせつつも、恐らく「現代野球漫画最後の魔球追及」というストーリへシフトさせる。普通「魔球」というとバッターを強引に捻じ伏せたり、或いは煙に巻いて討ち取るなどという「強気な投球」方面が殆どなのだが、本作に於いて登場する「サイレントカーブ」は文字通り変化球な魔球。方法論や、「結果を平均化させ、失点を2点に抑える」という平凡かつ強力な効果は斬新である。野球漫画ファンであれば一読の価値はある作品である。

■おまけ。
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今回の購入の際、Kジロー17巻に不具合があり(厳密にはカバーが少し破けていた)、代替品が無かった為に無料でくれました。こんな紙が挟まってましたが意外とレア?

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■刀語第三話-千刀・鎩
で、12ヶ月連続リリース、その三冊目は出雲・三途神社が舞台。対するは千刀流、敦賀迷彩。巫女さんでつ。相変わらずの西尾節全開です。しかし、これは過去の二冊の時にも感じたポイントは相変わらず。
i)飽くまでトンデモ時代劇。時代考証云々以前に「時代劇(風)」であり、実際の戦国の歴史とは大幅に異なるオリヂナルストーリである。それが良いか悪いかはさて置く。当初、このコンビで時代物という設定に幾許かの不安を覚えたものの、完全フィクションとしてしまう事で一抹の不安は辛うじて解消された。ただし、元々伝奇現代物で名を馳せた(これが西尾氏にとって褒め言葉であるか貶し言葉であるかはやはりさて置く)西尾維新故か、時折挟まれる現代的表現に対してそれでも違和感が拭えない。現代に書かれる時代物であるという「前提」があるにせよ、雰囲気作りとしてそういう引用はなるたけ控えた方が良いのでは?とは思ってしまう。
ii)竹氏の絵は矢張り「時代物」にはそぐわない。戯言シリーズとは打って変わってディフォルメ表現を多用している為か、どうにも浮いてしまっている。まにわにの面々や今回の黒巫女のようなデザインに関しては流石と言う感じはするが、それであれば戯言シリーズに続くような精緻な絵柄を貫いて欲しかった。そうするだけでイメージはずいぶんと違ったのではなかろうか(イメージ的に、「零崎双識の人間試験」と「刀語シリーズ」を対比してみれば、いかに本シリーズでディフォルメをキツくかけているかお分かりだろう)。
一方で、とがめや七花のキャラ・魅力が薄い、四季崎記紀の完成形刀十二本の個性付け、この二点に関してはなんとか受容に値する魅力をやっと付与できていると思われる。過去二編に置いて、キャラ付けはかなり迷走していたが(第二話で作中に置いて、キャラ自ずからキャラ付けを語り始めた辺りは軽い眩暈を覚えずにはいられなかった)、第二話と第三話、この二作で少なくともキャラの骨子は自然と出来上がってきた。とがめの「ツンデレドジっ娘」という流れはまぁ予測の範疇ではあったのだが(笑)七花にも自然と「泰然自若(若しくは朴念仁)」という個性が付与されたのは比較的驚きであった(無個性をそのまま個性に転じたのは流石)。「まにわに」の面々は作中で危惧されている「噛ませ犬属性」はもう第二話辺りでもう予測通りなので突っ込みません(笑)また、毎回の敵役は中々漫画チックなキャラが多く、それはそれで宜しいと思われる。第一話の真庭蝙蝠の物理無視のスキルはまぁ、勇み足という事で何とか許容するとして、第二話で居合い、第三話でオリヂナルの「千刀流」という発展のさせ方は素直に上手いと思う(まぁこれは本人もジャンプっ子である事を憚らないので敢えて突っ込むべき場所ではないのですが、展開的に「るろ剣」風味が強い)。ただ、今後これだけ正当であり癖の強い敵役をざっと9人用意できるのか?というのは不安であり興味深い。まぁ、錆白兵は一人分決定項なのだが。
テーマである「刀」に関しても、「丈夫な"鉋"」、「よく切れる"鈍"」という二本目までは比較的ありがちな属性だったものの、三本目「鎩」の「究極の量産品」という概念の飛躍はちょっと凄いと思った(何故なら、三話の中でも語られている通り、主題自体が前提となる「四季崎記紀の変体刀千本」を台無しにしかねない、ある意味「賭け」ともとれるテーマだから)。これに関しては、以降4本目からの主題をどのように展開させるかは素直に楽しみ。
ただ、この「講談社BOX」シリーズ特有の燃費の悪さ(内容の割に装丁が豪奢で高い)は相変わらず。刀語シリーズから西尾作品に入るのはちょっとお勧め出来ません。入るならばまぁ戯言シリーズが相応かな。あと、これは本当に個人的な事なのですが、箱入り装丁なのに、肝心な表紙が手抜き。仮にも竹氏をフィーチャーするならば、せめて線画くらい印刷してもいいんじゃないかな?と。毎回「メインの敵」をプリントした栞を付けるなら、そのくらいしても罰は当たらないのでは。まぁ、内容的にはなんとか及第点はつけられると思います(七花→六枝の今回明かされた「別れ」や、前述の「刀」の行く末など、次に繋ぐポイントはちゃんとあるしね)。

■しかしこれはどうかと思うが。
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如何にも穴埋め。出来れば崩子ちゃんの口上くらい捻って欲しかった。凄いけど(笑)

メッセンジャーが、なんか急に旧バージョンでサインインするような感じが少し前から。今日はそのまま最新バージョンに接続できなくなりました。なんだこれ。

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出社時なんか違和感があったのだけれどそのまま出社。どんどん調子が悪くなっていく上に1時間半の残業。帰宅するもお腹がすいているのに食欲無くてお茶漬け。とりあえず薬飲んで熱測ってみたら…ありゃ。明日仕事、いけるかなー?(いけるかな、じゃねぃ)

…インフルエンザじゃないように。てか疑わしいんだよなモロに(笑)

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エージェント夜を往く(the iDOLM@STERより)
旅先で洗脳された(笑)「とかちつくちて」はなんとなく聴いたこと位はあったのですが観る(聴く)とすげいね(笑)というかこの歌詞(&「とかち」の歌い方)にえらい戸川純臭を感じるのは私くらいなものでせうか。他の曲だと「青い鳥」がいいなぁと思うけどこっちはこっちでえらい中島みゆき臭を感じるのだが(笑)面白そうだけどXBOX360をこの為に買うのはなぁ(笑)まぁSHEN宅に一台あるので(そして恐らくソフト買いそうな勢い)こんど遊びに行ったときにやらせてもらおう。

先月同様3/1よりDSステーションでレアモンスター配布が開始されました。
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目玉は配布オンリーモンスター「レティス」。なお、今回も前回と同じレアモンスターが出現するので(竜王、レオパルド等)前回ゲット出来なかった人はこの機会に是非。レティスは今回の配布でやっと埋まるスキル「神聖」を持っていますが、配布状態では3つのスキルにかなりバラバラなポイントが振られているので、転生の杖でレベル1にしてから一気に覚えさせた方がいいかも。また、前回途中でバグが発見され配布中止になったキャプテンクロウ、今回改めて再配布。今回の方が若干強いようです。一応新規は3匹ずつスカウト完了。
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そしてレティスのもう一つのキーは、キングスペーディオとの配合で最後の神獣「JOKER」を作成できるという点(デモンスペーディオとの配合では不可。デモンスペーディオ×レティスではキングスペーディオになりますが、勿体無いので適当な自然系A↑ランク(エビラ等)と予め配合し、キングスペーディオにしておきましょう。また、レティスは全部性別無しなので、転生の杖で矢張り性別持ちにしておく必要有り。性別無し同士の配合が出来ないからです)
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キングスペーディオの色違いでした。出来れば固有グラフィックくらい用意して欲しかったナァ…なお、固有スキルはレティス同様「神聖」なので、レティスの段階で覚えるのが面倒ならばJOKERにしてから覚えるのもアリ。

で、最近はずっとライブラリを埋めることに執着していました。以前のエントリで他国マスタのキングスライムのみが持つ固有スキルが大変、と書きましたが、あの直後にエロネ(青髪女)のキングスライムスカウト完了。サンダーガードはこいつしか持ってません。エロネの出現ポイントとしてはデオドラン島GPから西、梯子を上がった所の池が丁度いいです。梯子の上り下りで画面切り替えとなるので、マスタがいなかったり目当てとは別のものだったら一旦降りて画面を切り替え、途中で上り直して、みたいな感じで。上り切ったらLボタンで視点変更し、確認してから行動。上り切ったところから動かなければ再度Aボタンでそのまま降りれるからです。また、ここには他の固有スキルを持つモンスターを従えるマスタが多い(マヌーサガードのガフ(老人)など)のと、育成する場合すぐメタルエリアへ直行できるなどかなり手間が省ける所もポイント。また、夜には同じ場所で唯一ウォーターガードを持つ野生ギャオースと遭遇できるのもポイント(「○○ガード」というスキルは基本的には野生のものをスカウトしないと覚えられない。配合で作成した場合は引継ぎスキルリストにないのです)。で、最後の難関だったのがダイキ(あらくれ=マッチョ男ね)の持つキングスライム。何故かと言うとこいつ、殆どのPT構成がフレイム+ベリアル+ドルイド。全てのマスタは編成候補として5体のデータを持ち、中央のモンスターが固定以外はランダムなのですが、ダイキはほぼ上記の編成で出てきて、残り候補のもりもりベスとキングスライムはかなりレア。実はレティス待ちで残りスキルだった「ファイアガード」はこいつのキングスライムのみが持つと言うかなりのレア度の高いスキル。ダイキ自体は普通に遭遇できるマスタなのですが難度戦っても出てこないキングスライム。で、旅に向かう前日、電車内でやっとキングスライムとのファーストコンタクト。しかしこちらの幾つかのミスが積み重なり全滅してしまいスカウト失敗(回復を怠っていた為と、この日のJoker'sGPでの賞品でキングスライムを入手していたのを失念していた為スカウト率が伸びず、67%で失敗)。で、その後も旅先で時間を見ては戦いまくっていたところ2日目になんとか遭遇。今度は回復も怠らず、賞品だったキングスライムは適当なものと配合させておく事で100%を叩き出しスカウト成功。他国マスタのモンスターはレベルはこちらのPT中最高レベルに合わせてあり(ただし最高50)、スカウト成立後スキルポイントが未振り分けとなるので、目当てのスキルが一つならそのままマスタ可能(およそ180程度のポイント所持)。SPスキルなどもこれを上手く利用すると苦労なく作成せきたりします。で、とりあえずモンスター図鑑は4/1配布(と推測される)のトロデのみ、スキルもトロデ固有の「宴会」以外はすべて埋まりました。

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Joker'sGPもなかなか順位が伸びず、最高8000台だったので少しスキルをいぢってみる。エスタークのスキルのうち、「エスターク」を「戦士」にチェンジ。戦士スキルは普通にスキルブックで覚えられるのですが(スキルブック屋でも入手可能ですが、、既に3スキルマスタの状態で覚えさせてもマスタは困難故に、元々攻撃アップSP用に習得させたダンビラムーチョが残っており、戦士スキルも残ってたので取り敢えずあるだけのポイントを戦士に振り、エスタークに転生の杖で配合。これでエスタークのスキル編成はサポーターSP、バウンティハンター(エスタークとどちらを削るかで散々悩んだ挙句、盗人斬りと疾風突きの為にこちらを残留)、そして戦士の構成に。さて、何故ここで「戦士」なのか?というポイントなのですが、最終的に覚えられる「全ての武器装備可能」に尽きます。何故か?それは「グリンガムの鞭」など、全体攻撃武器である「鞭」を装備可能に出来るというのが大きいのです。戦士スキルで攻撃が合計+20されますので、エスタークのAI二回行動と合わせて攻撃力カンストクラスの二連続全体攻撃という卑怯なキャラが出来ちゃいます(五月雨斬りも戦士スキルで覚えられますが、鞭を装備可能になると意味無し)。この二連続全体攻撃候補としてはエスターク(攻撃力優先)かキラーマシン(素早さ優先)の二択になりまするね。で、このエスタークを加入させて登録したところ…
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一挙にランク3000位台まで上昇してしまいました。うわ。でもまだまだ上は永いナァ…まぁこれ以上上を目指すなら間違い無くガルマッゾ切りなんですが(笑)でもここはごり押ししたいなぁ。で、DL対戦した感想ではゴルスラ+デスタムーア+プチソーンの編成がかなり強かった。二匹マダンテ無効というのも大きい上に、全員(恐らく)超回復SP持ち、そして全員素早さカンスト可能である速攻性、そしてプチソーンに幻術SP(恐らく)というかなり考慮された編成。まだまだうちは甘いナァと思いました。

■DQMJでちょいエロスそのに。
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3/1の6位。その名前はちょっと…ていうかこのゲーム、命名禁止ワードがあるくせに(スライムで「ぴちょん」とつけようとしたら弾かれたのでいくつか候補はある筈)こんな所が甘いよなぁ。てかその名前でベストテン入れても嬉しくないと思うんだが…

■3/1
仕事終了から、一旦帰宅して津田沼SHEN宅へ。
■3/2
東京駅発送迎バスにて「スパリゾートハワイアンズ」へ。これで通算4回目くらいかな?いつもは車で行くのですが今回はバスで。
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途中寄ったSAでの幟。「常陸ポーク豚まん」。Wordsなら文章の重複でイルカが五月蠅いと思うのですが、SHENより「常陸ポーク」「豚まん」と区切れとのご尤もな解説あり。
んで、到着からチェックインまでかなり時間があったのでとりあえず水着を借りて遊ぶ。水着なんてここ暫く海にも行かないので自分のないのでレンタルで。ウォータースライダーをまず手始めに。私、まこと、水上さんで滑る。暗闇の中滑走するのはスリルあるー。んで、これ途中にカメラが仕掛けてあり、撮影結果は受付のモニタで映し出されるのですが…他の人はかなり余裕があり、Vサインとかしてるんですが、私ら三人は揃いも揃って余裕のない表情で滑走している。カメラの位置が解ればなんとかなるとは思うんですがそんな余裕Nothing(笑)その後プール→温泉→与市とハシゴしてチェックイン。あいかーらず与市はいいセンスしてるなぁ。ハワイと1ピクセルもかすらないんですが(笑)チェックイン後はぐだぐだ。晩御飯のバイキングも微妙。これといっためぼしい食べ物が無く、ラスト二回はミックスレタス二連続というバイキングにあるまじき締め方をしてしまった。だってエビフライ補充されねいんだもん。今回は6人で二部屋とってたのですが、私の部屋は「隔離部屋」として、のっち氏、まこと、私の三人構成。まー夜間の騒音を鑑みての構成らしい。「らしい」ってのは私は鼾してるんだかわかんないので。してるんだろうけど。うちの部屋はみんな颯爽と轟沈して1時くらいで全員就寝。
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夜はハワイアンショー観たんですが、携帯カメラではこれが限界。ちなみにファイヤーダンスの図。ハッブル宇宙天文台の写真じゃないよ。
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フラダンスはまだ辛うじて解る…
■3/3
一応旅のプランが提出された頃に早めに薬局長に「休みくれー」と打診しておいたお陰でなんとか休みが取れたこの日。内容的にはぐだぐだ(笑)雀卓借りてそこそこに打ったり。あと、「ドクターフィッシュ」とゆーのを体験してみました。「へんないきもの」にも載ってるアレです。魚がいる水槽に足を漬けると魚が寄ってきて皮膚を啄ばむのです。古くなった角質を食べてくれるというウリです。痛くはないんですが、丁度足が痺れたようなピリピリした感覚が何とも言えず。これ楽しいので行く人にはオススメ。ちなみにうちの面子はみんな長風呂なので、さっと入ってさっと上がるいどっこ気質の私とは全然尺が合いません。今回も与市の露天で時間を持て余した私は、寒いので隅っこの方で足湯と洒落込んでました。んでも寒いヨ…
■3/4
起床即チェックアウトなのですが、帰りのバスまで5時間もある…一応面子分けて別行動。うちらはバイキングで昼ごはん。「ロコモコ(何て云えばいいのかな…「ハワイ丼」とでもいうべき食べ物)にするかバイキングにするかで悩み、結局バイキングへ。なんつーか…メインディッシュばかりですぐにお腹一杯に。重い…その後水上さんと私は休憩室で出発までぐったり寝る。
で、帰宅。3連休にして遊びに行ってぐったりしてちゃ世話ないわな(笑)もうトシですかいな…

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