照る前、露前

●さて、会場で観損ねてBDで購入したテルマエ・ロマエ観ました。うちは基本的に「コミックの実写化」についてほぼ否定的なのですけれど、本作に関してはそういう危惧は抱いていなかった。強いて言うなら、主要キャストが日本人で大丈夫なのだろうか、と。だが、阿部寛を始めとする「濃い顔、クドい顔」でキャスティングされているのでそこは全く問題無かったです。主舞台がローマという事で、言語的な問題はどうするのかと思えば、日本語だろうと効果音であろうと、まるでサイレントのように全て字幕付。これだけで無理難題が解消されたのには驚いた。映画新要素でヒロインがちょっと原作と違うけど、まぁこういう要素が無ければなかなか難しいのかな、とも思った。ラテン語を猛勉強したという設定はやや牽強付会のようにも思ったけど、これは結局双方を接続させる為已む無しだろうし。まぁ、ストーリの本筋はだいたいコミックス3巻までの流れを汲むものだけれど、ある程度のリテイクもかかっており、原作読者「だからこそ」楽しめるという点は評価したい。あと、おじいちゃん達が実に元気そうで、竹内力だけ異常に浮いてる(笑)ツイッタでもあったけど、力ちゃんもローマ側でいいんじゃないか、と思った(笑)

 

あと、これはBDそのものの事じゃないんだけど、今回再生しようとしてまるで再生出来なかった。ドライブのバンドル品のPowerDVD9なんですけど、更新が必要→更新しました→再生出来ない→更新が必要(ryとなって。フリーのプレイヤを落としても同じ。色々調べてみたら、どうやらAACSという一種のプロテクトのせいだと判明。これを導入してなんとか再生にこぎつけましたが、これも30日の使用制限あり。なのでPowerDVDのオフィシャルを見たところ、

本バージョンのダウンロード販売版およびパッケージ販売版の開発は終了しております。 今後修正パッチおよび最新AACSキーの更新予定もございませんので不具合など出る場合には最新バージョンのご購入をご検討下さい。

......。もうつまり、新作BDを観るなら新しいプレイヤソフト買えって事らしい。仕方ないのでいずれ検討するけど、この会社じゃないのにするよ。

121125.jpg

●まぁあそこまでがっちりしたオトコマエというのは実に良いとは思う。否、「ところでこのケツを見てくれ、こいつをどう思う?」というコメは今回せぬので。

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このページは、九石はくねが2012年11月25日 22:09に書いたブログ記事です。

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