ライヴ

●YMO(HASYMO)のライヴ盤が届きました。
EUYMO
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なんでか知らないけどついマニヤのクセで限定盤買ってしまった。Tシャツ入り。勿体無くて着ないけど。で、演奏の方ですが……「生演奏」と言い放っているだけあり、ライヴとしての味がちゃんとあります。最近はPC制御でスタジオ音源とあんまり変わらないようなライヴが多い中、こういう「住み分け」がなされているライヴ演奏はかなり好感触。曲目は旧YMO楽曲は意外と控えめで、HASYMO名義の曲やスケッチショウ、ソロ曲などからのチョイスが多め。こう聞くとRescueって意外といい曲だなぁ。個人的にはロンドン公演のスポーツメンが諸手拍手。この曲大好きなの。でも、これは邪推なんですが、DVD「HAS/YMO」でもそうだったんですが、「ONGAKU」と「CUE」がいずれの公演でも入っている辺りは教授への皮肉なのでは?とか思ってしまう。
※注釈:「ONGAKU」はYMO「浮気なぼくら」収録の曲だが、この曲のモチーフになっている「君」は離婚した教授の元妻、矢野顕子との娘、坂本美雨である。一方、「CUE」は同じく「BGM」収録の曲だが、当時精神的に参っていた教授が収録をサボタージュした日に、細野氏と高橋氏が作成し、二人の間で「傑作」と太鼓判が押されたという関係で教授は余り快く思っていない。その為、’81のウィンターライヴどころか、前述のHAS/YMOですら教授はドラムを叩いている(インタビューで、教授はある種の「当て付け」でウィンターライヴのドラムを叩いた、と述べている)。HAS/YMOのそれが形式としてのファンサービスであったにせよ、何かファンとしてはしっくりこないのである。
まぁ、でもお三方共々、老いて尚盛んというお見事な演奏である事は否定しない。惜しむらくは、東風コレクタとしては東風を演奏して欲しかったナァ、と(笑)
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●残念。YMOとは「焼き松茸美味しい」でありナイスミドルの粋なおつまみ。

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このページは、九石はくねが2008年12月11日 08:45に書いたブログ記事です。

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