世界野球噺(裏無死)

●WBCトーク、裏面#1/韓国マスコミは決勝をこう見る。
さて、昨日は野球ファン、そしていち日本人としての普通の見解を述べさせて頂きましたが、そうなると暗黒面も取り上げねばならないな、と。まぁ、私が決勝トーナメント進出時のエントリでも述べた事なんですが、韓国ともうやって欲しくなかった理由通りのネタがもう噴出しております。

■ワールド・ベースボール・クラシックの決勝ラウンドでまたも日本に負けたニダ!(特定アジアニュース様)
■日本は「ダーティー・サムライ」 (UKOPIA 韓国語 2009/03/24)
第2回ワールドベースボールクラシック(WBC)が、日本の2連覇で終わった。
日本は今大会だけで5回目となる韓日戦で、延長10回にもつれこんだすえ5-3で辛勝した。
しかし日本は、試合には勝ったかもしれないがマナーでは基本も出来ていない無頼漢レベルの姿を見せ、ファンの顰蹙を買った。
その主人公は日本のショート中島裕之だ。中島は世界の人々が見守るWBC決勝戦における2度の卑劣なプレーで、観客たちの眉をひそめさせた。
まず中島は、韓国が同点に追いついて雰囲気に乗っていた6回裏2アウト、1塁から2塁盗塁を試みた李容圭(イ・ヨンギュ)に対して、悪質プレーを臆面もなくやらかした。李容圭を2塁タッチアウトにする際、ヘッドスライディングを敢行した李容圭の頭に左足をぶつけ、ヘルメットが落ちるほどの大きな衝突を起こした。
中島は、ベースに足を当てる正常なプレーではなく、意図的に李容圭の頭の側に足を置き、充分に足を引くことができる状況にもかかわらず足を動かさないでそのままにした。中島の足に顔から激突した李容圭はヘルメットが落ち、左側ほお骨の方が赤く腫れ上がる痛みを経験した。

090325wbc2.jpg
↑これですね。こう書かれると「成る程、確かにこんな位置に足を置くなんて酷いな」と誘導されそうな書き方ですが、まず状況を説明しますと、ランナー李容圭の「二塁盗塁」である、というのが全て。盗塁なのでフォースプレイにはならず、タッチプレイになる以上、ベースに足をつける守備は「あり得ない」のです。基本的に、キャッチャーからの送球とランナーのスライディングに備えてベースをまたぐように立つのは「当たり前」なのです。そして、そう見るとランナー李容圭は逆に「中島に頭突きをかますつもりで」スライディングをした、とも取れます。これはセオリーでもないですが、普通は二塁盗塁の場合は足からスライディングします。これがファースト走塁などのフォースプレイなどであればヘッドスライディングも普通にあるでしょう。ヘッドスライディングは頭を晒す以上、こういった危険はあって然るべき。むしろ、中島の膝に当たって砕けたヘルメットから、ヘルメットの品質と中島の足が気がかりです。

1度目はまだしも理解できるとしても、2回目はまったく納得できないダーティープレーの極致を見せた。中島は7回表のレフト前ヒットで一塁に出塁した後、後続打者の城島のサードゴロの際に併殺を免れるためにセカンド高永民(コ・ヨンミン)に向かって強くスライディング突進した。高永民が右側に避けて送球を試みると、両腕で高永民の膝あたりを強く押しやったのだ。
高永民は体のバランスを失った状態であり、ともすれば膝に大きなケガを負う可能性もある危ない状況だった。

090325wbc3.jpg
↑これですね。まぁ、これは確かに言いがかりをつけられるレベルですが、「珍しいプレイではない」と付記しておきます。一塁走者がダブルプレイを防止する為に二塁に入った野手を妨害するケースは意外と多いのです。これは私も「何で?」と言われても上手く説明出来ないのですが、守備妨害によるアウトとフォースアウトが重なる関係で生み出されたプレイなのではないかな?と思います。と、前置きしておきますが、この写真を別角度から見ると……↓
090325wbc1.jpg
(Los Angeles Timesより)
こう見ると、高永民の膝を避けようとしてこうなった、とも見えますね。真相はどうなのかは解りませんが。
ちなみに動画もあるので貼っておきます。
■[WBC] Nakajima's samurai spirits? is that Sportsmanship?

上記の二点の動画。まぁ、吹き出しとか入れて情報操作行ってるみたいなのでまぁ、韓国の人作成なのかも知れない。んじゃ、これ↓はどう言い訳するのかな?
■韓国の超紳士的なスライディング

自分を鏡で見てから言葉は言いましょうね。
日本は韓国の戦意を失わせるために、多分に組織的に一部汚いプレーを計画したように見える。先日の順位決定前に出た内海の故意性ビーンボールが信号弾だった。李容圭は当時、ヘルメット後部をボールに痛打されて他の選手に交替した。(翻訳 2ch 犇@犇φ氏)
まぁこのビーンボール論争に関しては前に触れたのでスルー。

それでは飽き足らず。
■[WBC]運が良い日本、4か国だけに勝って大会優勝? (ノーカットニュース 韓国語 2009/03/24) 
韓国と日本のファンたちは『韓日ベースボールクラシック』と今回のワールドベースボールクラシックを皮肉った。
決して笑って済ませる事が出来ないとんでもない現実だった。
韓国が24日にアメリカ,ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われた、第2回ワールドベースボールクラシック(WBC)の日本との決勝戦で、延長での接戦の末に3-5で敗れて準優勝に留まった。準優勝が苦々しい理由は、韓国が第1回大会に続き、第2回大会でも不合理な試合方式の生贄になったという点だ。
韓国は今回の大会で決勝戦までに計9試合を行った。 このうち5回が日本との試合であった。単一大会で何と5回も同じチームに出会うことは奇怪というしか判断できないことだ。 これは大会の'ダブルエリミネーション'、すなわち敗者復活戦を導入した対戦方式のためだ。
日本、中国、台湾とアジア予選ラウンドを戦うことになった韓国は、'ノックダウン制'でなく'敗者復活戦'を導入した試合大会方式により、いくら勝っても相手が再び浮かび上がってくるとんでもない大会を行わなければならなかった。

うん、だからいきなり14-2で日本にコールド負けした韓国が決勝まで行けたんですよ?

本戦に上がってきても、これは繰り返された。
第2回WBCに出場したチームは計16チーム。韓国が今回の大会で正面対決したチームは、台湾、中国、ベネズエラ、メキシコ、日本だけだ。
日本はさらにひどい。日本は今回の大会で韓国をはじめ、中国、キューバ、アメリカとのみ正面対決を行って優勝した。結局、16参加国中たった4チームだけに勝っただけだが、最高の席に上がったのだ。

うん、何度も韓国とやるなんて鬱陶し……もとい、変だとは思った。もっと他の国との対戦も見たかった。だけれどね。中国はまだしも、「アマチュア最強」キューバに二勝、「野球母国」アメリカにも勝って、「オリンピック金メダル」韓国に三勝二敗ですよ。さっき被害ヅラしてたけど甚だしい。日本はこのシステムの恩恵も貰っているけど、それ以上に被害も蒙っているんです。そんな中で勝ち抜いたんですよ。あとこれは揚げ足取りだけれど、16国でトーナメント書いてみな。四戦しかしないから。

おかしな大会方式は、第1回大会の時も同じだった。
日本は第1回大会で5勝3敗を記録したが優勝した。4強進出に終わった韓国は6勝1敗であった。たった1敗をしたことで最高の席に上がることができなかった韓国は、第2回大会では一チームと5回も出会う不運にまた泣かなければならなかった。

五回も韓国と戦うハメになった日本も不運なんですが。お互い様なんですよ。泣きたかったのはこっちだ。第一回WBCの韓国は確かに不運っちゃあ不運だったけれども。

また日本はおかしな大会方式で再び最大受恵者になった。(機械翻訳 若干修正)

おかしいと思うならやる前に言おうよ。それも含めて納得の上で参加したんでしょ?嫌なら出るな。そう言いたい。これを日本の諺でこう言います。

「負け犬の遠吠え」

一死、次へ続く090325.jpg
●左様。野球はスリーアウトを取らねば終了せぬ。余りにネタだらけで三分割するハメになった中の人もアレだが察してやれ。

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このページは、九石はくねが2009年3月25日 21:17に書いたブログ記事です。

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