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カタナノカナタ#4-背理法的剣術指南-

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刀語 第四話 薄刀・針/西尾維新/竹
さて、トンデモ時代劇第四巻。本巻にて収集せらるるは背景が透けて見えるほどの薄い刀、「薄刀・針」である。所有者は日本一の剣豪にして奇策師とがめを裏切った若き剣士、錆白兵。これまでもさんざ「最強の誉れ」をとがめが述べている故に、果たして如何程の果し合いと相成るか、と思われたが…

話は変わり、不承島に残された、主人公・鑢七花の姉・七実。そこへ通称「まにわに」の誇る12人の首領が三人、「虫組」真庭蝶々、蟷螂、蜜蜂が攻め込む。既に三本の「四季崎記紀変体刀」の完成形を入手したとがめ、七花に対する手廻しのつもりであった七実襲撃だが、事態は急転直下…

本巻の感想は正直言って書きにくい。何故なら要点を示したら殆どの場合ネタバレになってしまうからだ。故に今回は軽く流す。12話確定がなされているだけあり、西尾維新はやりたい放題である。ことこの4話は何本かの伏線を台無しにし、なおかつ更なる伏線を引いている。この次への「引き」は戯言シリーズよりもむしろ短期連載を踏まえたものであり、ほぼ不定期であった戯言シリーズやりすかなどに比べると伏線の引き方がかなり異なる。また、様々な文章技法を懲りもせず色々試し撃ちしているようにも感じる。本巻、第四話はとどのつまり、一冊で伏線そのものなのです。故に錆白兵はあんまりな扱いになっているのですが…個人的に錆はもっとこう、ラスボス的なキャラかと思っていたので、購入時に「え、もう錆と対決?」と思ったものです。その辺りは実際に読んでみて確かめて下さい。たぶん今回の西尾氏のテーマは「打ち切りジャンプ漫画のテンプレート」ではなかろうか?と密かに思っているのですが(笑)

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