●ロシュ、想定外。新型インフルエンザのせいでタミフルのドライシロップ(小児用の粉)が枯渇した。現在、インフルエンザの治療法は年齢別に以下のように分けられる。
△1歳未満:タミフルが使えず、シンメトレルなど既存の物を使うか、対症療法。
△?5歳:タミフルDSのみ。
△5歳?10歳:タミフルDSかリレンザ(吸入タイプのインフルエンザ薬)いずれか。
△10歳?19歳:リレンザ一択(厚生労働省から10代へのタミフル使用の自粛勧告あり)。
△20歳?:タミフルカプセルかリレンザいずれか。
で、今回問題になってるのがタミフルDS。うちでは供給が間に合わず、大人用のカプセルをバラして、乳糖で水増しして、DS代わりに使用しています。ぼちぼちそういった処方も見られるようになりましたが、欠点もあります。
まず、成分のせいでかなり苦い。なので、親御さんは上手く飲ませる必要があります。うちでテストした感じでは、オレンジジュースやヨーグルト、チョコレートアイスに混ぜるとかなり苦味が誤魔化せるという結果になり、その路線で投薬してます。だけど、中には混ぜると飲んでくれないのに、粉のままだとしっかり飲めるという豪胆なおこさまも。中々難しいね。

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●まぁ無警戒に海外旅行などしておる輩からであろうな。だが患者の大半が10代ゆえ、危機意識の甘さもあろう。学級閉鎖とは遊ぶ為のものではない、と説く教師はおらぬものかな。


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