神のエロ
●実娘が選んだエロい手塚!「手塚治虫エロス1000ページ」
流石は鑑定士も兼ねる娘、手塚治虫を最も理解しているのかも知れない。よく手塚治虫を「漫画の神様」と何の考証も無く祀り上げる自称知識人とかいるけど、奇子やメルモみたいなド直球エロスがある事をまるで把握していないのでしょう。
田中圭一という、手塚パロディの第一人者がいる。手塚そっくりの絵柄でどうしようもない下品なネタを主軸に据える漫画家だ。彼の作品を見て気を悪くするファンもいるだろうが、今回の「エロス1000ページ」刊行に当たり、田中の著作「神罰」を読むとまた一味考えが変わる。
「手塚絵には、既に現在の萌え要素が配備されている」のだ。
そういう意味では、矢張り手塚は神なのだろう。だが、全能で高潔な存在ではなく、より親しみの持てる神である。
●禿同。こういう点を見て見ぬ振りをして祀り上げる馬鹿野郎が多くてたまらぬな。