参式最終幻想、通信と高みへ
Wi-Fi USBコネクタが届きました。なんだこの下敷き(笑)一昨日かな?うちは無線LAN環境がないので、Wi-Fi通信を行うには必須アイテム。また、DS版FF3のやり込みにはこれが必須。何故かと言うと、最終ジョブ「たまねぎ剣士」や各種最強アイテムの入手にWi-Fi通信が絡んでくる為です。たまねぎ剣士の入手法に関しては先日のエントリ(参式最終幻想の終焉。ネタバレ注意)にて紹介したので割愛させて頂きます。まぁ肝心なWi-Fi環境が整ったものの、通信相手がいないと実行不能な為、知人のEagle氏の環境が整った今朝より頑張って手紙を送り続けました(なお、基本的に知人以外と手紙交換するつもりが無い為、友達コードは非公開とさせて頂きます)。漢字が使えないので面倒です。あと、手紙の文面を書くときは十字キー+ボタンで打つよりタッチペンで打ったほうが圧倒的に楽です。流石タッチパネル。そして7回手紙を送り、
入手。やり方は合ってました。しかしたまねぎ剣士、流石に弱い。Lv52で素ステがALL9、一桁という体たらく。Lv90台より急成長をし、最終的に最強ジョブになりますが。ほぼ全ての武器防具を装備可能で、白黒魔法に関しても全て使用可能(ただし召還魔法は使用不可能)。オニオン武器は前述の最強武器イベントで入手可能のようですが、オニオン防具に関しては矢張りクリスタルタワーでドラゴンから頑張るしかなさそう。
みんな可愛い。ただ、ジョブ熟練度成長スピードは全ジョブ中最低。育てるのはなかなか骨が折れそうです。今ジョブマスターを頑張っているので、ジョブ育成に関して別項で書いてみます。
まず、ジョブにはそれぞれ固有の成長度が存在し、戦闘中の必要アクション数を実行することで熟練度が上がります。熟練度が上がるメリットとしては、
1:他職からのジョブチェンジ時の移行期間(ジョブチェンジ前に表示される回数バトルを行わないと本来の能力を発揮できない期間)の短縮。
2:攻撃HIT数、攻撃力、各種能力の効果底上げ
3:99にすることで達成したジョブ用の最強装備(武器とは限らない)を入手可能(Wi-Fi使用で鍛冶屋イベントを完了させる必要有り)
おおまかに記せばこんな感じ。さて、そこで熟練度の上げ方です。熟練度は前述の通り戦闘中アクションを「実行」する事で溜まり、それが一定量に達することで上がるシステムとなっております。アクションとしては「前進」「後退」「逃げる」「とんずら」以外のほぼ全てのアクションにより上がります。つまり、「防御」でも上がる為、基本は規定数に達するまで防御し続け、達したらモンスターを倒して戦闘終了させる。これで上がります。なお、一部防御コマンドが使えないジョブもありますが、学者なら「しらべる」「アイテム」で代用可能、シーフではもう盗めないモンスターから延々空盗みを続けることでもポイントを貯めることが可能です。そして肝心なジョブ毎の達成数に関しては「DS版FF3・ファイナルファンタジー3極限攻略データベース」さんの熟練度ポイントとジョブ別成長速度項目に一覧がありますのでそれを参照して下さい。ただ、このデータは調査域が狭い為いくらか私が育成した際に異なるポイントが散見されます。まず、整数(つまり必要アクションがぴったり毎回同じ回数)のジョブに関しては、ほぼ更に(+0.5)とするのが正しいようです。少なくとも、モンク、学者、賢者、竜騎士に関しては誤差が生じました。他の中途育成ジョブに関しては断言できませんが。故に、整数のジョブに関しては1繰上げ、端数のあるジョブに関しては四捨五入した回数を1バトルに行った方が効率的です。そして、この表にもあります通り、必要数は~14と15~で変わってきます。故に、
ほぼ5回で全ジョブ確定である14までは先にまとめて上げてしまった方が無難です。その後はなるべく数値の近い(同じならベスト)ジョブでパーティを組み、バトル一回につき必要アクションを済ませてから倒す、という感じで無駄がかなりなくなります。お勧めスポットは最初の村・ウル近郊。出てくるモンスターはゴブリンが1~2体の為、大したダメージも受けず、またEXPも低い為(二匹でも4人生存なら1)、成長率の悪いジョブの時にレベルが上がってしまうなんてケースも避けられます。ちなみに現在のうちの4人のジョブ熟練度はこんな感じ。
レフィア:戦士、シーフ、学者、吟遊詩人、竜騎士マスタ。
ルーネス:戦士、モンク、学者、吟遊詩人、シーフ、竜騎士マスタ。
アルクゥ:戦士、学者、吟遊詩人、シーフ、竜騎士マスタ。
イングズ:戦士、学者、吟遊詩人、シーフ、竜騎士、ナイトマスタ。
今回はすっぴんの成長率が相当早いのですが、個人的理由ですっぴんはラストの方で上げます。基本的に必要数の少ないジョブから頑張っております(イングズは単純にナイトを貫徹した感じで元々熟練度が高く、ついでにマスタまで上げてしまったのです)。マスタしたジョブに関してちょっと述べます。
○学者
ぱっと見、最速で上がりそうな感じがする学者ですが、実は上げるのは面倒です。何故かと言うと「ぼうぎょ」コマンドが存在しない為。ひたすら「しらべる」でポイントを稼ぐのですが、「しらべる」コマンドが実行されるとキャラネーム、HP、弱点の三項目が表示され、Aボタンを押さない限り切り替わらない為、戦闘中にボタンを連打するハメに。数値の近いシーフと組ませ、どうしても過剰在庫になるポーションを使いまくるという使用法で無駄なアクションを減らすやり方もあり。ジョブ自体としては装備可能武器が本のみの為、それなりのダメージは出るものの他の攻撃職からすればかなり落ちる。FC版ではハイン討伐の際にバリアチェンジを見破る役として有用でしたが、弱点構わず風水師でごり押しで楽に倒せるようなのでやや微妙なキャラに。「しらべる」自体白魔法「ライブラ」で代用可能ですしね。後半では本当に死にジョブ。ただ、某バグ技を用いることで最強クラスの職に化ける可能性もありますがそれは言わぬが花です。
○シーフ
まず、アイテムコンプを目指すなら早い段階で熟練度60~70は欲しい。何故かと言うと、オーディンから二番目に強い槍「グングニル」がスティル可能だからです。一説にはドロップ含め二本まで入手可能らしいけど。話を戻します。シーフも必要値は低いものの育てにくい。ぼうぎょコマンドがない為である。よってひたすら盗み続ける必要あり。とんずらはバトルを強制終了させるだけでなく、どうやら発動してもポイントは加算されないようである。注意点として、防御コマンド及びしらべるコマンド、まもるコマンドは上から三番目に配置されているんですが、シーフにおいては二番目にぬすむ、三番目にとんずら。ルーチンワークで育ててるとうっかりとんずらしてしまったりします。ご注意。学者とシーフ育成に関しては、ポイント稼ぎコマンドがすばやさ依存のアクションであるのだが、基本的に「ぼうぎょ」「うたう」「まもる」はそれより優先して行動完了する為、この2職は熟練度アップさせるには確定数値まで行動を行わせる必要があります。結果として表にある数値+1(もしくは1.5)した数値を必要コマンド数としましょう。若しくは、全キャラ必要値5の場合、まず4ターンまでは普通に稼ぎ、5ターン目でシーフ以外を防御にし、シーフで攻撃させる、という感じできっちり折り合いがつけられます。肝心なシーフの能力としては、普通にやっているとえんげつりん+ラストダガーの二刀流が最強なのですが、やや忍者などと比べると見劣りするものの、行動スピードが速く、基本的にHIT数が高めなので、直接攻撃職として普通に通用します。そして「ぬすむ」を使えるのがシーフだけというのも重要な点。前述のグングニルや、ドラゴンからのオニオン装備など入手に役立つでしょう。少なくとも忍者登場までメインを張れる優良ジョブ。
○吟遊詩人
装備する竪琴によりコマンド「うたう」が使用可能になります。この「うたう」は発動優先順位がぼうぎょと同じ、つまりすばやさに関係なく最初に発動されるのが強み。「ゆめのたてごと」で歌うことにより発動する「いやしのうた」は全員のHPを回復。熟練度の低い時はそれほどでも…という感じだが、99になると白魔道師のケアルダALLに比肩するのではないかという程の回復量を誇る。他にも竪琴により全員プロテスや全員攻撃力UPなど、サポート職としてはかなり優良。しかも防御コマンドを持ち、育成必要ポイント5.5とかなり低いので育成は楽です。
○戦士
育成するならまだしも、実戦投入するならナイトを選ぶべき。エクスカリバーが装備できないのも痛い。ただ、ぼうぎょが出来る上でポイント6.5なので育つ速さはなかなかのもの。序盤では二刀流にしないととでもじゃないけどまともなダメージ量が得られず、大抵「ふみこむ」がデフォ。少なくともナイト転職可能になったらお役御免ジョブ。防御可能。
○モンク
これもモンクを選ぶなら空手家を選ぶべき(ただ、今回空手家がラストのほうでやっと転職可能になる為、貫徹するのも一理あり)。クロー系は上位はそれなりの攻撃力を誇るので、両手装備でそれなりのダメージ量は期待できる。「かまえる」は要するにカウンター。キャラ自体防御と同じだけのDEF上昇効果が得られるが使用するケースはかなり限られるような気がする。少なくともゴブリン相手の熟練度上げの際には誤爆するといけないので使用してはいけない(確認していないが、もしかしたら行動ポイント入らない可能性もあり)。普通に防御しましょう。
○竜騎士
対ガルーダ戦ではほぼ強制的に4人転職するハメになるジョブ。以外と上位職の割には成長スピードが早い。槍自体攻撃力の高いものが揃っており、普通に戦力に組み込んでみるのも面白いかもしれない。ガルーダ戦がクローズアップされがちではあるが、バハムート戦でもそれなりに活躍可能と思われる。「ジャンプ」では1ターンおいて落下の攻撃スキルの為、熟練度上げでは出番無し。普通に防御しましょう。
○ナイト
今回のジョブの中でも名目上のラスボス戦まで充分主力を張れるジョブ。ラグナロクとエクスカリバー同時装備可能というのが大きい(忍者はどちらも装備不可)。防御コマンドはないものの、「まもる」でそれ以上の効果が得られる。ただ毎回エフェクトが出るのでスピーディな育成に水を差されがち。瀕死状態を身を挺してかばう(オート発動)能力もある為、前述の二本の武器が手に入るまでは盾を装備して防御を高め、攻撃は他のキャラに任せて守りに徹するのも手。こと本作では敵の攻撃力がやや高めに設定されている気がするので、守備固め要員はいて損は無い。たまたまマスターしたものの、実はポイント8とかなり育ちにくいジョブではある。
ちなみに前述の熟練度UPへの必要ポイントにはたまねぎ剣士が載っていないが、実測値では~14は5、15~は13という図抜けて育ちにくいジョブとなっている。まぁ最終キャラ確定なので、この育ちにくさは已む無しか。