Words:(030312〜030331)
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31Mar03(Mon):
●日常のこと。
- よろしく勇気。はくねです。
- 20日で仕事も終わり、現在は片付けとラグナと原稿の毎日。
- ややラグナに比重が傾いてますが…
- しかし片付けは難航。
- ただでさえ部屋が汚い上、物がかなり多いのです。
- 私、物を捨てられない性格ですからねぇ…
- 本だけでダンボール10箱近くありました(汗)
- ちなみに同人誌は入ってません…こっちは3箱くらいかな。
- 小説なんかは二度読み滅多にしないので売っちゃおうかなぁ。
- 原稿は比較的順調に進んでいるにも関わらず、展開がまったりしすぎ(;x;
- 印刷所には40ページで予約してありますが一体何ページになることやら…
- で、前回更新からまたいろいろと本買いました。
- まず前回更新時に読みかけだった、
- 「鼻行類(ハラルト・シュテンプケ)」。
- この本のことを知ったのは結城心一先生の「ももえサイズ」を読んでです。
- この「鼻行類」という本、どういう本かというと、
- 名の通り「鼻」を移動手段として用いる生物についての学術書(?)です。
- 解説においてもフィクション・ノンフィクションのカテゴライズをはぐらかしていますが、
- まずフィクションでしょうね。
- しかし、生物学的、解剖学的な詳細な説明や、
- さまざまな文献引用(まぁこの文献もフィクションだとは思いますが…)など、
- 学術書としての体裁はちゃんととってるんですね。
- 読んでるとあたかも「鼻行類」という哺乳類が存在する種であるかのように思えてきます。
- まぁあとがきでオチがついてまして、この「鼻行類」の生息するハイアイアイ諸島は
- この本の原書が刊行される直前に水爆実験により水没・消滅してしまった、と。
- なので真相は闇の中。ちゃんちゃん。
- 個人的に、哺乳類から蠕虫レベルまで退化してしまったコビトハナアルキが印象に残ってます。
- それと、お給料が出てようやく買えた「奇形全書(アルタン・モネスティエ)」。
- 文字通り「奇形」に関する本です。
- 高いだけあって、豊富な図版掲載で読みごたえアリです。
- しかし、初版発行は1999年になってますが、
- 読んでいる限りでは原書は1970年代発行のようです。
- チェルノブイリに代表される放射能汚染による奇形のことも、
- ダイオキシンに代表される環境ホルモンによる奇形のことも書いてません。
- (前者はX線の遺伝子障害に触れている程度、後者はベトナム戦争の枯葉剤含有の環境ホルモンに少し触れている程度)
- 薬害に関しては有名な「アザラシ肢症」のサリドマイドは載ってますね。
- この本を読めば分かりますが、今と違ってこの当時は「奇形」というものに対する
- 意識にもかなりの落差がありますね。
- 今現在、奇形を見世物にする所謂「見世物小屋」や、
- 奇形の出演するサーカスなんてものはないでしょう。
- しかし、この本の書くところによると、そういうものの自粛ムードは
- 丁度原書の刊行されたころに起こり始めたようです。
- 今現在、奇形者を含む障害者への人権尊重などは声高に叫ばれています。
- しかし、現状はどうでしょうか?
- 奇形者を見世物にする、という行為において、現在の社会は非常に過敏な反応を示します。
- 例えば、これは極端な例なんですが、
- 小林よしのり先生の「ゴーマニズム宣言」内で、
- ジュースの缶を持つ手に人権擁護団体からクレームがついたそうです。
- みなさん、ジュースの缶を持って、手の甲から見たら指は何本見えますか?大抵4本でしょう。
- なぜなら親指は他の4本の指に対して、缶の反対側に位置し、
- それによって缶を挟み込むように持つからです。
- で、この人権擁護団体のクレームはというと、
- 「指が4本しか見えてないので、障害者への配慮に欠ける」と。
- …もうね、アホかと、バカかと、ですね。
- まぁ、これはあまりに極端な例なのでこれを引き合いにはしませんけど、
- 一部の方は障害者に対して過敏なまでの反応を示しているのはまぎれもない事実。
- それも「人権擁護」の名目で。
- …あのね、ほんとに人権擁護するなら、ほんとに「健常者」と同等に扱うんなら、
- 漫画や映像に障害者が出ててもなにもおかしいことはない、と見なすべきです。
- いま、ジャンプの「BLEACH」に片腕の女性が出てますが、
- なまじ大部数の雑誌なだけに変な人の矢面に立たないかがやや不安です。
- …まぁ、もう出てから3週経過してるので大丈夫だったのかな?
- まぁそれはさておき。
- TVに出る障害者は基本的に三通りあります。
- まず一つ目のものは、薬害や事故などの被害者としての出演。
- これは確かにその事の重大さを訴えるには効果抜群ですからね。
- こと日本人は「健常」であることに敏感ですから。
- 二つ目は障害者のもつ特殊技能にスポットを当てるもの。
- 例えば、手が動かないので口で絵を描く画家とか。
- 「五体不満足」の乙武さんもこれに入るかな。
- つまり、乙武さんのベストセラーのタイトルを借りるなら、
- 「五体不満足」でも「五体満足」の人以上の何かをやってのける。
- という点でスポットを当てるもの。
- これも「五体満足で人並み以下」と思ってる人が多いので効果抜群です。
- そして最後。障害者の生活についてのドキュメンタリー。
- 例えば、足はないけどこんなに頑張ってるよ、みたいなの。
- こういうのって、私の考えでは漫画に障害者が出るのとあんまり変わんないと思うんです。
- いずれにしても「障害者」という物差しが入ってしまうという点で。
- 特に、最後のドキュメンタリーに感動する人は、
- 奇形者の出るサーカスを否定することはできません。そういうことなんです。
- …まぁ、私は基本的に、「あずまんが大王」のゆかり先生と同じく、
- お涙頂戴的な番組って嫌いなのですが。救出劇とかね。
- まぁそういう堅い話は苦手なのでこの辺で止めますね。
- で、私が何故この本を買ったかというと、
- 興味があったとしか言えません。
- 無論、下卑た野次馬根性かも知れません。否定はしません。
- 子供の頃から私は変わったものや妙なものが好きな子でした。
- 植物なんかでも、薔薇やたんぽぽなんかよりも、
- ハエトリソウやウツボカズラなんかが好きな子でした(やな子供だなぁ…)
- 事実、幼稚園のころハエトリソウをねだって買ってもらったこともありましたしね。
- (まぁ子供ゆえの無知さから、肥料の与えすぎであっというまに枯れましたが)
- なので、基本的造形から外れたとこにある「奇形」というものにも、
- 自然と興味が湧いていった、という感じです。
- まぁ、腐っても医療関係者っていうのもありますけど。
- なお、余談ですけど、「サリドマイド」に端を発する薬害奇形ですが、
- この事件が元になり、日本では製造承認を得るまでの試験の中に
- 「催奇形性」の試験も入れられるようになってます。
- しかし、注意して欲しいのですが、だからといってすべての薬に催奇形性がないわけではありません。
- 一部の薬は、催奇形性はあるものの、治療への有効性のほうが大きいために、
- 添付文書に催奇形性の記載のもと販売されています。
- まぁ、胎盤通過性にもよりますが、抗癌剤は理論上ほとんどが催奇形性でしょう。
- ですから、妊婦さんはお薬の服用はくれぐれも気をつけて下さいね。
- えーと、他には…漫画では「ボボボーボ・ボーボボ」の未所持コミックス全巻、
- 「ピューと吹く!ジャガー」全巻、
- 「寄生獣完全版」5巻、
- 「しゅーまっは」7巻、
- 「アカギ」14巻くらいかな?
- 「ボーボボ」は、実は一時期全く読んでなくて、
- 全巻そろえてやっと理解できた部分がちらほら。
- 前回、天の助とライスが好きって書きましたが、
- 破天荒と田楽マンたんも好きだなぁ。あとサービスマン(笑)
- ソフトンも頭の形さえどうにかなればかなり好きなキャラなのですが…
- 通して読んで、やっぱり笑えるとこはかなり笑えますが寒いとこはとことん寒いですね…
- 今週号の「ぬ円」には爆笑しました。天の助の代名詞になってしまいましたね、「ぬ」…
- 「ジャガー」は主人公が嫌いだったのでいままで買いませんでした。
- これはうすた先生の漫画(と言っても「マサルさん」と「ジャガー」しか読んでないのですが)の主人公共通なのですが、
- マサルさんにしてもジャガーにしてもまさに「キチガイに刃物」なんですよね。
- ここでいう「刃物」は、マサルさんなら「格闘技」、ジャガーなら「笛」。
- どちらも天才的なのに、性格が手におえないほどどうしようもない。
- ことジャガーは性格が最悪なので嫌いでした。
- 世界観が歪んでいるにもかかわらず、これらの主人公はどうしようもなく浮いている。
- 逆に言うとそれが面白いのですが。でもジャガーはやっぱり嫌い。
- 「寄生獣完全版」、今月は5巻のみなんですね…毎月2冊ずつだと思っていました。
- とうとう「後藤」も出てきました。一度読んでるはずなのに次が待ち遠しいです。
- 「しゅーまっは」はとうとう最終巻。
- 相変わらず萌えさせてくれます。
- めがねまはたんと、藤宮さんの顔をコピーした解剖用しゅーまっはが激かわいいです(><
- そしてなによりおまけ漫画の幼児化した藤宮さんと林先生に激萌え(><
- …やっぱり眼鏡っ娘はええのう…(しみじみ)
- 「アカギ」14巻は最新刊。実は13巻の内容からアカギが血を抜かれて昏倒する場面まで
- すっぽりと読んでなかったのですっきりしましたー。
- では最後に今週のジャンプ読んだ感想からひとこと。
- 「BLEACHの雛森桃たん激萌え―――(><」
今日のBGM:爆笑スーパーライブ第一集(綾小路きみまろ)、なんでだろう〜こち亀バージョン〜(テツandトモ)
●代理のひとこと。
-
- それ即ち亀甲マンであり、立ちふさがる悪を亀甲縛りにて悶絶死させる
- 正義のヒーロー。まぁ変態仮面のようなものである。
12Mar03(Wed):
●日常のこと。
- よろしく勇気。はくねです。
- えっと、すみません、更新が1ヶ月以上空いてしまいました…
- ラグナページのほうは順調に更新されてるのでお気づきかも知れませんが、
- 年が明けてからというものラグナにかかりっきりな私なのでした。
- なので更新するような内容がラグナのことばっかりで…
- えっと、最近買った本は…と、
- 「古事記と日本書紀」(講談社現代新書)なんか面白かったですねー。
- 同じ現代新書で、日本の誕生みたいなの(すみません、手元にないためタイトルわからず)は、
- 私はイザナギイザナミみたいな国創り神話だと思って買ったんですけど、
- もっとリアルな、飛鳥時代の天皇と日本のなりたちみたいな内容でした。
- まぁそれはそれで面白かったんですけど、やっぱり日本の神話が読みたかったので
- この本を買ったんです。
- 著者は東大教授だけあってきちっとした論考で読ませてくれます。
- また、同じ現代新書の「カンブリアの怪物たち」も面白かったです。
- 要するに、バージェス頁岩を中心とする、アノマロカリスとかオパビニアなどの
- 絶滅したカンブリア紀の生物の話なんですけど、
- 古生物学が大好きなのでめちゃくちゃ楽しめました。
- 化石の写真もいっぱい載ってますしね。
- あと、現在「鼻行類」を読んでますがまださわりしか読んでないので感想はこの次に。
- 漫画は…ボーボボの7・8巻とえん×むすの2巻、BLEACHの7巻くらいかな、買ったの。
- ボーボボは何気に読みたくなったので購入。新しい方で売ってるのを買ってきました。
- ボーボボのギャグって寒い時はとことん寒いですけど、
- 笑える時はドッカンドッカン笑えるので当たり外れが大きいですね。
- 個人的にところ天の助とライスが好き。
- えん×むすは最近連載の方で私ときめきラヴの雪菜ちゃんがなかなか腹黒な
- 活躍をしてるのですけど、2巻ですでにその片鱗が…
- ていうか雪菜ちゃんナイトライフサポートって!いやん(><
- BLEACHは実はジャンプの中でもベスト3に入るほど好きな漫画です。
- 久保先生の構図とかキャラ設定とかのセンスは卓越してます。
- 話ごとのサブタイトルもかっこいいですしねー。
- 市丸隊長は人気でそうなキャラですねー。
- ちなみに私は織姫ラヴです。そこ!でかいからじゃないぞ(><
- 女性陣はあとはルキアたんも好き。あと…名前なんだっけ?あの万年発情猫(笑)
- 男ではチャドくんが好きかな。あと小島くん。マイナー好きな私のクセにめずらしく主人公の一護も好きですね。
- 今日注文していた蛮勇引力が届いたんですけど、
- 3・4巻注文したんですが3巻が遅れるってことで4巻だけ先に届いてしまいました…
- えうぅ、間飛ばして読むのってなんか気分悪ぅ…
- 話は変わりますけど、仕事場の商品に「黒潮コメッコ」っていうお菓子が入りました。
- コメッコっていうのはけっこう昔からあるちっちゃなおせんべいみたいなお菓子なんですけど、
- どういうわけかこれが180円という値段。
- 店員さんが「なんでこれこんなに高いの?」と疑問に思っていたので良く見てみると、
- 黒潮の生物フィギュア付きでした。
- しかもフィギュアはかの海洋堂製作。
- 裏面の種類を見てみると…
- なかなかに面白いラインナップ。その中のタコブネがすごく欲しくなったので、
- 「150円なら毎日ひとつづつ買いますよ」と言ったところ、
- 150円にしてくれました(><
- なのでさっそくひとつ買ってあけてみたところ、
- ゲットしたのはメカジキ。
- いわゆる「マリーン」ですね。美味しいですね。
- うー、残念。でも出来がなかなかいいです。
- ちなみに、私がほしいタコブネというのは、
- 名前どおりタコの仲間なんですけど、薄い巻貝っぽい貝殻を持ってるんです。
- えっと、タコとオウムガイの丁度間みたいな造形の生き物なんですよ。しかも希少種。
- こういうおもしろい造形の生物に目がないのです…
- いま考えると、MIUの深海生物フィギュアつきのも買ってればよかったなぁ…(ちなみにあれも海洋堂)
- そうそう、この黒潮コメッコ、フィギュアにお金がかかってるためか、
- お菓子はすんごく少なかったです(;x;
- でもタコブネ出るまで買おうっと。
- そうそう、私今月20日で仕事やめます。
- 実は去年の10月に辞めるという事は社長に伝えてあったんですね。3/20で辞めるって。
- なんでそんなに前に言ったかというと、ほら、私専門職ですから、
- 後釜の募集とかあるじゃないですか。そのための準備期間という事で5ヶ月空けたんです。
- 幸いなことに先月下旬から後釜の方も入社し、
- いまは引継ぎのために教育中。まぁなんとか後腐れなく辞められそうです。
- でもこっからが間抜けなんですよねぇ…
- 不動産への申請が遅れた関係で辞めてからほぼ1ヶ月こちらにいることに。
- まぁ家賃先払いして早めに退散してしまってもいいし、
- 辞めてから荷造りのんびりやってもいいですしね。なにせ荷物が多いので。
- で、一旦実家でのんびりすることにします。
- …まぁ、それほどのんびりってワケにもいかんでしょうけど。
- 帰省後ちょっと修羅場の予感。
- …まぁ、仕事も残すところあと1週間くらい。
- 何とか乗り切ってみます。
- そうそう、レヴォ受かりましたが、
- 原稿が難航中。未だ20P下書き終わって終わる気配なし。
- ていうか20Pでちちもみ程度の進展具合ってなんねー!無論エロなんですけどね(^^;
- がんばらなくっちゃ〜♪←ピンポンパン体操←古いな
今日のBGM:Maximum Priest EP、Selection Sixteen(Squarepusher)
●代理のひとこと。
-
- んゴ!何であるか貴様はッ!
- かような天の助ライクな発言はやめよ!
- むぬぬ、何やら目がチカチカしてきおった…