RagnaDiary:(030225)

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RagnaDayAct25Feb03(Tue):第157話
○プリたんとはぐくむラテン語講座○
Track01:序
よろしく勇気!
ってことで、こんにちは、はくねです。
しかしダンサーのこの動きはないよなぁ…
腰を振るなこんちくせう!
座ってる姿はまだいいんですけど、
あんたは酔っ払いかー!!(><
っと、それはさておき、今回はスキル名を和訳してみようと思います。
無論ターゲットは難解なスキル名の多いプリたん。
日本語名のスキルなどは省略します。
それではいってみよー!
Track02:イムポシティオ マヌス
対象の武器の攻撃力をアップさせるスキル、イムポシティオ マヌス。
あんまり目にすることがないところを見るとLAのほうが手っ取り早いからかな?
最大レベルでもATK+10ですしね。
スペルはimpositio manus
(注:以下全て国際サーバーでのスペル。ラテン語スペルですと特殊文字が入りますので…)
意味は、impositioが「〜に〜を適用させる」。
manusが「手」。
つまり、「手に(何か)を適用させる」という意味。
私はラテン語を学んだことがないため、単純にラテン→英→日と
単語の訳をしただけですのでこの「何か」が何なのかは不明です。
略す時はIMとしましょう。イムポと略すのは危険です。
Track03:シュプラギウム
スキルのキャスティング、つまり詠唱をスピードアップさせるスキル、シュプラギウム。
上記のイムポシティオ マヌス以上に見かけることが少ないスキルでもあります。
スペルはsuffragium
ここで、「ff」が「プ」と訳されているのは重力語です。
なぜかというと、韓国語ではハ行とパ行の区別が曖昧らしいのです。
例をあげれば、剣士のプロボック。
スペルはProvokeですが、実装当時は”フ”ロボックでした。
また、フェイヨンは英スペルではPayon。ペイヨンが正しいのですけど、
こちらは重力語がそのまま定着してしまった例です。
話を戻しましょう。suffragiumの意味は
投票、投票するタブレット(まぁ、投票用紙代わりの石版ってとこでしょうか)、投票権、
そして声といった意味があります。
この場合、意味としては「声」が相応しいでしょう。
スキル使用時に現れるエフェクトの、文字のようなものはタブレットのイメージでしょうか。
Track04:アスペルシオ
聖水を消費し、対象の武器に聖属性を付加するスキル、アスペルシオ。
まだ属性武器が実装されてなかったβ2の頃、アスペルシオはプリスキルの中でも重要でした。
何故かというと、ウィスパーやナイトメアなど念属性の敵には無属性攻撃が通用しなかったためです。
例えば、β2時代に武器のみでウィスパーを倒せたのはアーチャー、ハンターのみです(属性矢は実装されていたため)。
マジシャン、ウィザードは魔法で、騎士はスピアブーメランで倒すことが出来ました。
しかし、それ以外の職業ではアスペルシオで聖属性を武器に付加しないとダメージすら与えられなかったのです。
ナイトメアやマリオネットはともかく、ウィスパーは沈没船やスフィンクスDなど比較的難易度の低めのダンジョンにも出没したため、
またウィスパーCが非常に高価で有用だったため、アスペルシオはとても重宝されました。
しかしそれもβ2まで。製品版となり属性武器は作成可能になると、
どの職業も武器の持ち替えだけで無属性攻撃無効の敵に立ち向かえるようになりましたからね。
さて、スペルはaspersioで、意味は「散布」。
つまり聖水を振り撒く、という意味なのでしょう。
Track05:センチュアリ
青ジェムを消費し、プレイヤーには回復、アンデッドにはダメージを与える結界を張るスキル、センチュアリ。
プリースト以外のキャラがプリたんに使ってもらって感謝するスキルとしては リザラックションと双璧でしょう。
スペルはsanctuary。これは英語だったりします。
ラテン語で同じ意味ですとsanctuariumですね。
直訳すれば神社や避難所という意味ですけど、
一般にユーザーからは「聖域」と呼ばれています。
まぁ確かにそういう意味はありますけど、これはたぶん昔のジャンプの漫画、聖闘士星矢から来てるのではないかと。
あの漫画の中では、教皇や黄金聖闘士などのいる場所を「聖域」と書いて「サンクチュアリ」と読ませてましたから。
Track06:リカバリー
キャラクタの状態異常の治癒スキル。アンデッドに使えば確率で暗闇状態にできます。
ただ、状態異常がほぼ未実装のため、もっぱらアンデッドにかける場合が多いですね。
スペルはrecovery。これも英語です。意味は「回復」。まんまですね。
Track07:リザラックション
青ジェムを消費してキャラを生き返らせるスキル。前述の通り有難がられるスキルのひとつです。
スペルはresurrection。これも英語。
ちなみにラテン語ではresurrectioです。
意味は蘇生、死からの復活。そのまんまです。
Track08:グロリア
PTキャラのLUKを、最大30秒だけ+30追加するというスキル。
クリアサやとりハンターには大変重宝されるスキルです。
スペルはgloria。ラテン語です。英語で言えばGloryですね。
栄光、評判、名声、賞賛、名誉といった絢爛な意味があります。
まぁ、「栄光」がいちばん近いかな?
Track09:レックス ディビーナ
対象のスキルを使用不可にするスキル。
まぁ…マホトーンですか←ですかぢゃないだろ
PvPでは活躍してそうなスキルですけど。すみません、PvP行った事ないチキンです。
普通にプレイしてたらまずお目にかかりませんが、
エフェクトの天使たんが可愛いので密かに評判のスキルではあります(^^;
スペルはlex divina。ラテン語。
lexは簡単に言えば「〜の法則」。
divinaはdivinusの変化形で、英語のdivneと同じで「神」。
まぁ、「神の法則」ってとこでしょうか。
Track10:レックス エーテルナ
敵へのダメージを一度だけ2倍にするスキル。
一度だけですけど、ダメージの大きなスキルなどに併用することにより多大なダメージにすることができます。
スペルはlex aeterna。ラテン語。
lexはレックスディビーナと同じ。
aeternaはaeternusの変化形で、時代、永続、持続、永久、無限といった意味。
1回で消えてしまうスキルなので「無限の法則」とでも訳した方が適切かも。
…えらい大層な名前ですね…
Track11:マニピカット
PTのHP、SPの自然回復スピードを倍にするスキル。
プリたんと同じPTになったとき、これとグロリアがうれしいんですよ(><
スペルはmagnificat。ラテン語。ここでも重力語で「fi」が「ピ」になってますね。
これはmagnificoの変化形で、
「高い値にセットする」とでもいいましょうか。
つまり、回復力を高くセットする、って意味ですね。
Track12:マグヌス エクソールシスムス
青ジェムを消費して、悪魔、悪霊、アンデッドに有効な攻撃結界を張るスキル。
その威力は凄まじいの一言ですが、なによりも修得するのに一苦労なスキルです。
(なにせ、マグヌスを覚えられるのはジョブレベルも30台になってからなのです)
そのため、プリたんは殴りプリ、支援プリ、マグヌスプリに分けられるそうです。
兎に角言いにくいこのスキル、スペルはmagnus exorcismus。
magnusは「偉大な、巨大な」という意味。
exorcismusは「魔除け」です。
直訳すれば「偉大なる魔除け」ってとこでしょうか。
BonusTrackI:シグナム クルシス
さて、少し範囲をアコたんのスキルに拡張してみましょう。
画面内のアンデッドのDEFを下げるこのスキルですが、基本的には他プレイヤーの祝福用(^^;
スペルはSignum Crucis。ラテン語でした。
Signumはマーク、印、サイン、表示、証明といった意味。
一方Crucisはcruxの変化形で構造、木のほかに絞首台といった物騒な意味も持ちます。
直訳してみると「絞首台の印」…物騒です…
BonusTrackII:エンジェラス
PTのDEFを上昇させるスキル。昔はアンゼルスでした。
これももっぱら祝福用ですね。
スペルはangelus。ラテン語。意味はそのまんま「天使」です。
BonusTrackIII:フーニューマ
遠距離攻撃を防ぐスキル。アーチャー系の矢はもとより、ペノメナの攻撃なども無効化するのでなかなか重宝。
スペルはpneuma。ラテン語ですが英語でも通用します。
ちなみに英語ですと霊魂といった意味ですが、
ラテン語ですと周囲を取り巻く空気や風を意味する言葉でもあります。
はい、ここでも重力語変換されてますね。「プニューマ」か「ニューマ」が正解です。
BonusTrackIV:アクア ベネディックタ
水のあるところで聖水を作るスキル。アスペルシオで消費するためともに重要なスキルでしたが、
最近は重要度は下がっていると思われます。
スペルはaqua benedicta。これもラテン語。
aquaは説明するまでもなく水のことです。
benedictaはbenedictumの変化形で、
祝福する、賞賛する、崇拝する、奉納する、尊敬するなどといった意味。
まぁ、「水の祝福」としたほうが自然ですね。
LastTrack:終わりに
さて、アコプリスキルの和訳をしてみたのですけど、
前述の通り私にはラテン語の教養がない上、
二段階翻訳であるため所々意味が通じてないところもあると思います。
(シグナムに関しては未だに疑問です…)
また、キリエ・エルレイソン、ルアーフに関してはスペルの問題かはたまたラテン語ではないのか、
訳すことができませんでした。
という穴だらけな今回のネタですが、単純に語源とかに興味があるためにやってみただけのことですので。
ここだけの話、アコプリスキルを和訳するためだけに
¥4k以上もする羅和辞典買おうと思ってたことはヒミツです(^^;
まぁ、翻訳サイトが見つかったので事なきを得ましたけどね。
次回からはまたゲームプレイ日記になると思います。よろしく勇気!