31Oct02(Thu)
○で、お給料出たのでHMVでまたCD漁り。
☆ポンキッキスーパーベスト1
「およげ!たいやきくん」「いっぽんでもニンジン」「ホネホネロック」「パタパタママ」「まる・さんかく・しかく」…と懐かしさでたまらない曲ばかりのCD。実はタイトルの後半半分は「おっぱいがいっぱい」以外は知らない曲だと思ってたのですけど、ぜんぶどこかで聴いたことがありました(ただ「おはなのホテル」だけは聴いたことあるか微妙)。なんでこんなの買ったかというと、最初にドリフありきなんですね。わかんないですよね。いや、まず「東村山音頭」とかのMP3聴いてたらなつかしい曲が聴きたくなって、「ポンキッキ」や「みんなのうた」あたりの曲のCDないかなーって探し始めたのが理由ですね。まぁ、「みんなのうた」はCDになってたとしても数が膨大そうなのでやめましたが。それに、私あんまりNHKの幼児番組見ない子だったんですね。「みんなのうた」見てたのも小学生のときだったと思いますし、「おかあさんといっしょ」を幼児期に見た記憶がありません。一方でポンキッキは毎朝見てましたからね。このCDで懐かしさに感涙するのもやむなしでしょう。
☆平沢進「BERSERK-Forces-」
アニメ「ベルセルク」のOP。というか平沢信者だから買ったんですけどね。ベルセルクはあんまり読んだことないんです。御大のアルバムには未収録(SolarRayには入ってますがアレンジ版)ですしね。あいかわらず御大の曲はかっこいいなぁ…しかし某ネットショップのレビューで、「オーロラ」収録の「舵をとれ」の曲に別の歌詞を乗せただけ、との記載が。む、確かに聴いてると旋律は「舵をとれ」そっくりというかそのまんま!?でもまぁ、「舵をとれ」も私好きな曲ですし、なにより違和感なく歌詞がハマってるのでぜんぜん気になりません。そういえば、プレステ版ベルセルクのCMで流れてた曲、あれも「BERSERK-Forces-」でしたっけ?すでに記憶があいまいなのですけど違ったような…
☆System7-Derrick May「Misterious Traveller」
System7とDerrickMayによるコラボレーションアルバム。日本盤だというのにHMVでは発送時間がえらくかかるなぁと思っていたのですけど(基本的にネット通販でCD買うときは10日以上かかるものはほとんど買わないんです)、なにげに見たら24時間発送になってたので購入。ショップの性質から考えて、だれか他の人が買ったんでしょうね。ところで、私がもつSystem7のイメージって「液体」なんですね。ゆるゆると形を変えながら耳に届く心地よいサウンド、それが私の持つイメージなんです。一方、DerrickMayにもつ私のイメージは「固体」。確固たる力強さをもって耳に届くビート。デトロイト勢は清らかなメロディを伴うことも多いですが、私から見ればだいたいがソリッド、「固体」の音楽なんです。で、果たして「液体の音楽」と「固体の音楽」、両者が均一に混合しうるか、それが懸念材料でした。無論、System7もDerrickMayも好きです(尤も、DerrickMayは「好き」と言えるほどの判断材料がないんですが…)。で、まず聴いてみたんですけど、MaydayMixのもの、RhythimIsRhythimのトラックは明らかにDerrickMay味が濃いです。一方、System7MixのものはやはりSystem7味が濃いです。しかし、その「中間」が明らかに存在しているのです。びっくりしました。まぁ、よく考えてみればこれは至極当然かもしれませんね。私個人の意見ですけど、System7って確固たる「色」を持ってますけど、DerrickMayはどちらかというと「技とアイディア」の人で、他のデトロイト勢と比較した時にそれほど強烈な「色」はもってないと思うんです。澄明な音、とでも言いましょうか。だから、組成イメージは違っても上手く混ざり合ったのではないでしょうかね。まぁ、それ以前に、Derrick、System7二人とも(正確にはSystem7は二人なので「3人とも」かもしれませんけど、まぁSystem7=SteveHillageということで書かせてください)ほぼ頂点にいる大アーティスト。お互いの個性を尊重しつつ、うまく融合させるなんてことは朝飯前なんでしょうね。で、肝心な内容なのですけど、大きな波というよりはさざなみ、アメリカ製というよりは日本製という感じの、繊細さを感じるアルバムです。しかも上記のようにSystem7とDerrickMayの二味楽しめるアルバムです。
☆Mouse on Mars「Iaora Tahiti」
実はまだ未購入だったMOMのセカンド。ファースト買ってるくせに。で、実は「INSTRUMENTALS」購入の際、候補には挙がってたんですね。でも、タイトルの「Tahiti」が購入を躊躇させたんです。なんか、南国テイストあふれるようなハッピーエレクトロニカだったらどうしよう、って(笑)で、ようやく購入したわけですけど、わざわざHMVで買ったのは、いつのまにか近場のVirginから姿を消してしまっていて(近くでMOMが買えるのがVirginだけなんです)、やむなし、なのです。で、内容は、まぁまぁかな?個人的にMOMは「niun niggung」や「idiology」あたりの音が好きなので、まだそこまで至ってないって感じが否めません。ですから、未だもって未購入の「Glam」買うより、ニューアルバム待つほうにシフトするかもです。
26Oct02(Wed)
○こないだお薬の配達に行ったところ、電気屋さんが「HARD OFF」というリサイクルショップになってたので何気に入ってみました。リサイクルといってもパソコンからCD、楽器など多彩。とりあえずCDでYMOやテクノをあたってみましたがヒットせず。サザンやポルノグラフティの「サウダージ」「アゲハ蝶」あたりが安かったら買おうかなと思いましたがやはりヒットせず。なにげに歩き回ってたらステレオ端子のついてるアナログプレイヤーが8000円。ほしいなぁと思いつつ保留で歩き回ってると「ジャンク品コーナー」にて箱につめて置いてあるCDやレコードを発見。まずはレコード。YMOがあったらすべて買おうと思い30分くらいかけて洗いましたがヒットせず。ガロの「学生街の喫茶店」とかあったので胸キュンのEPくらいはヒットすると思ってたのですけど…CDのほうもYMOはヒットせず。しかし懐かしいCDが投売り価格だったのでいくつか引き取ってきました。
☆クレヨン社「地球のうた」
シングル。思いもよらない掘り出し物です。クレヨン社はアルバム2枚(というか「オレンジの地球儀」と「模型風景」以外にアルバムはあるのでしょうか?)所有ですがこのタイトル曲は確かアルバム未収録だったと思います。
☆Ryuichi Sakamoto featuring Sisiter M「The Other Side of Love」
シングル。ドラマ「ストーカー 逃げ切れぬ愛」主題歌。ドラマ嫌いの私が先輩に影響されて見ていた数少ないドラマでした。特にこの主題歌は好きで、何故か中谷美紀の日本語ヴァージョンは所有していたのです。
☆とんねるず「ガラガラヘビがやってくる」
シングル。なつかしすぎ(涙)このころの「おかげです」は面白かったなぁ。
☆T-SQUARE「明日への扉」
シングル。F1中継の定番のアレと勘違いして購入。
☆THE虎舞竜「ロード」
シングル。大好きだった曲です。しかしこのあと「第何章」とか言いながらあれほどひっぱるとは誰も思わなかったでしょう。
☆Southern All Stars「Young Love」
アルバム。サザンってほんとにハズレがないですねー。
ちなみにシングル50円、アルバム100円でした。これだけ引き取って500円でお釣りが来るってのは感動でしたね。ほんとは他にも買おうか悩んだシングルは数枚あったんですけどね。田村直美の「ゆずれない願い」とか、タイトル忘れたんですけど、WANDS、ZYYG、REV、ZARDに加えて何故か長嶋茂雄まで歌ってる例のやつとか(笑)
○で、お給料が出たのでちこっとまた買ってきました。
☆μ-Ziq「Bluff Limbo」
アルバム3枚も所有しておきながらじつは敬遠ぎみだったμ-Ziq。Rephlexからのセカンドアルバムで例の如く日本盤の売れ残りを保護。2枚組です。敬遠していたにもかかわらず、すごくよかったです!こういうメロディはMikeにしか作れないかもしれませんね。どこか透明感のあるエレクトロニカ。ま、どういう経緯で敬遠するようになったのかは分かりませんけど、「In Pine Effect」にあれだけハマってたんですもん、嫌いなはずないよね。
○えと、実は上のCDといっしょに中古でProdigyのサード買ったんですね。Prodigyといえばイギリスの「テクノ四天王」と呼ばれているのですけど、私昔見た広告の、なんかパンクっぽい風貌から完全に敬遠してたんです。でも、ネットのレビューとか見てるとすごく評判がいい。とくにこのサード。なもんだから、中古が並んでいるのを見るやすぐさま手にとってしまいました。で、帰ってからプレイヤーにかけて本読みながらのんびり聴いてみる。聴こえてきたのは予想に反しておだやかな歌。へぇ、見た目はあんなでもこういう曲なんだ、と思いつつ、日本盤だったので解説を読みながらさらに聴く。で、解説で「名曲!」とか書いてある曲にしてもいまいち好きじゃないなぁ、と思ってたあたりで異変に気がつきました。CDのジャケットには10トラック分のタイトル表記しかないにもかかわらず、プレイヤーが演奏してるのは11トラック目。解説書にもボーナストラックの存在などは露ほども書いてありません。そしてプレイヤーは何事もないように12トラック目に入りました。流石に私もこれはおかしいと思い、演奏を停止しCDを取り出してディスクを見てみたら、
いままで聴いていたCDはPrimalScreamのアルバムだったんです。
…ってか気付けよ私も。すぐさま私はそのCDを持ってショップに走り、苦情を言って払い戻してもらいました。ってか買い取りする時に気付けよ店側も。結局、勇気を出して聴こうと思ったProdigyの曲はまたも闇の中。いまいち新品で買う気がないので聴くのはいつになるやら。で、払い戻しついでに代わりのものを買ってきました。
☆椎名林檎「唄ひ手冥利」
林檎ファンだというのに未購入でした。っていうか、私は椎名林檎の声と「詩」が好きなので、カヴァー集だけに食指が動かなかったっていうのもありますけどね。で、聴いてみましたが、1枚目は日本語の歌が多かったのでよかったですけど、2枚目は外国語の歌ばかりでそれほどは…というか、私オリジナルの歌でも英語詞のものはあまり好きじゃないですしね。林檎嬢には是非とも早くサードアルバムを産み落として頂きとうございます。
☆坂本龍一「CM/TV」
衝動買い(笑)教授のCM曲やTVで使われた曲を集めたCDですね。他にもマイベストと映画曲のCDが同時発売で、3枚買って応募券を送るとレアトラックがもらえるとのことで、そのトラックの内容が知りたくて買って確かめようとした、というのも理由ですけど。結局中見ても内容まではわからず。YMO関係だったら問答無用で3枚買うんですけど、ソロ音源だったら別に興味ないし。この辺が微妙なファン心理ですね。まぁとりあえずは買わない方針でファイナルアンサーですけど、もしEP「フロントライン」のB面に収録されていた「HappyEnd」とか入ってたら枕を涙で濡らすどころでは済まないでしょう。で、肝心な内容ですけど、これ、普通に聴く分にもいいですね。さすが教授、CM曲にも妥協がいっさい見られません。びっくりしたのは、ドリームキャストのロゴ画面のBGMや、筑紫哲也のNEWS23のOP曲も教授の作品だったんですね。あ、無論「EnergyFlow」(リゲインEB錠のCM曲で、オリコン史上初のインスト曲の1位獲得マキシ「ウラBTTB」の1トラック目の曲)も入ってますよ。ショートヴァージョンですけどね。マニアックなところでは、伝説の飲料「SASUKE」のCM曲なんかも入ってます(笑)
○で、先日作った「あれCD」ですが、収録トラックをすべて(例外あり)あれ歌にしたCD「あれソングCD」が完成しました。あまり見たくない収録曲は、
はぁ…なんていうか、なんでこんなCD作ったの私(笑)で、HMVで注文した「ポンキッキスーパーベスト」に入ってる「おっぱいがいっぱい」を入れれば完全版の完成です(笑)あほな曲ばかりですが、聴いてると不思議と心が和むんですよ(笑)
16Oct02(Wed)
○こないだヒマだったので、また自選テクノCD作ってました。以前4枚作りましたが、まだ残ってるWAVけっこうあったので。MDのLP4使って1枚に収めるために今回も4枚作りました。前回と違うところは、曲順とかに全く気を配らないで作ったこと。焼きソフトのエラーで曲順が入れ替わってない限り、ファイル名の並び順通りの配置です。
Disk5:
Disk6:
Disk7:
Disk8:
と、以上62曲をMD1枚に収めて何周か聴いてみましたが、やはり第1弾に好き過ぎる曲が集中してしまったためか、前回ほどのインパクトがなかったのがなんとも。μ-Ziqがすべてのディスクに入ってるところがなんか笑えます。で、これで自選テクノCDは8枚作ったわけですけど、あと4枚くらい作れるWAVがまだ残ってます…最近リップした曲はまだほとんどが取捨してないので、今後も増える可能性大。
○他にも、これは結構前に作ったのですけど、アレな曲ばかりを集めたCDも作りました。
見ただけで頭が痛くなりそうな曲の数々。こんなのを私は原稿やりながらリピートで何周も聴いてました。ちなみにMADNHKとはニュースのMADすべてひっくるめてつけました。正直な感想、MAD系やトーク系はないほうがよかったです。他にもアレソングはけっこうあるので、こんどは歌だけで作ってみようと思います。
○今月もお給料出たらCD買おうと思ってますが、今回はテクノのほかにほしいものがいくつか。まずはドリフ。いつぞやに出た2枚組CDの青盤、赤盤がほしいです。ドリフのMP3はいくつかもってるのですけど、ほかにも聴きたくなったので。もうひとつはポンキッキのCD。記憶も定かでない幼少の頃のポンキッキの歌が聴きたくなったので。「いっぽんでもニンジン」「ホネホネロック」「パタパタママ」「まるさんかくしかく」あたりが聴きたくてそれの入ってるCD見つけたところ、「おっぱいがいっぱい」まで入っていたという嬉しい(?)誤算。まぁ、要するに今月のCD買い予定のテーマは「懐かしさ」ってことなんですね。
07Oct02(Mon)
○えらい更新開いてしまいましたが、ちょこちょことCD買ってたりします。
☆Aphex Twin「On (Remixes)」
Richard関係のCDの最後の砦だったOnRemixes、やっとこ入手。しかしプレミア価格で定価の4倍程度かかってしまいましたが。で、文字通り「On」のリミックスシングル。AphexTwinのセルフリミックス2トラックにReloadとμ-Ziqも参加。セルフリミックスはあいかわらず原曲の欠片すら分からない代物に仕上がってます。特に「28Mix」は「SelectedAmbientWorksII」の残滓を思わせるMixです。で、メンバーの片割れが超初期のAphexTwinのメンバーだったとの噂(Richardは否定)のReloadと、Richardにデモテープを渡したところ才能を見出されデビューしたμ-Ziq(ちなみにこのリミックスがデビュー作。Richardはライヴなどで大量のデモテープを貰うにも関わらずあまり聴かないらしいが、μ-ZiqことMikeParadinasは渡したデモテープにて即刻気に入られたらしく、その後間もなくRichardのレーベル、Rephlexからいきなりソロアルバムデビューという破格の扱いだった)のMixは原曲の雰囲気を残しながらも個性的なMix。個人的には「On」の原曲が好きなので、μ-ZiqのRemixがいちばん好きですね。ただ、RichardのCDコレクターと化している現在の私でなく、かつ曲を聴いてからこの値段を提示されたら買うかどうかは疑問ですね(笑)で、Richardの近況では、今年中にAphexTwinのRemix集が出るといった噂を聞きましたが真相は如何に。
☆Autechre「LP5」
LP5、またアーティスト名そのものの「Autechre」とも呼ばれるブラックケース(イギリス盤は)のアルバム、そしてAutechreフリークにしばしば「最高傑作」と評されるアルバムがこれです。HMVのポイントが溜まったので買いました。音的には「TriRepetae」あたりの雰囲気ですね。でも私にとってはそれほどのものではなかったかなぁ。嫌いでもないですけどね。むしろ私は「Confield」でハマったクチなので。あと、私の嫌いな「ラストトラック終了後長い無音ののち再開」というパターンを踏んでるのもマイナス印象の一つかも。
☆Autechre「ep7」
ep7というからにはシングルと思われるかもしれませんけど、たっぷり11トラック入ってます。epとは名ばかりのアルバムですね。LP5と並んで日本盤の出てないアルバムです。音的にはLP5よりも最近寄りかな。私はこっちのほうが好きですね。音としても構成としても遊び心いっぱいで(いや、Autechreはいつもそうですけどね)。しかし、Autechreをあそこまで敬遠していたにもかかわらず、現在「ChiasticSlide」以外のアルバム全所持(注:Warpの物のみ)。早くもニューアルバムが待たれます。でも「GantzGraf」買ってないの。いや、実質3曲で2500円(日本盤)はやっぱり気が引けます。DVDにしても、「Basscadet」のプロモはWarpのHPで見ちゃったし。現在のAutechreの方向性が知りたいので欲しいのは欲しいのですが…
☆Bogdan Raczynski「Thinking Of You」
今、Rephlexで最も人気のある(ほんまかいな)アーティスト、Bogdan Raczynskiのサードアルバム…だっけ?ほんとはセカンドが欲しかったんですけど、近くのVirginにはセカンドだけ売ってません。しおしお。なのでこれ買ったんです。ジャケはワンピース着たボグダンちゃん。ポスターもついてます。どうしろと。で、ファーストはあまりにも破天荒で支離滅裂なメロディに時折日本のTVからと思われるセリフのサンプリングが乗っかって来るといったものだったのですが、サードまでくるとさすがに落ち着いてますね。いや、ファーストと比べて、ですが。あいかわらず激しいビートが目白押し。メロディアスなのもありますけどね。日本語サンプリングも全トラック中1回になり、代わりにボグダンちゃん本人のものと思われる日本語の語りや歌が乗っかってきてます。あら、日本語上手いですね。発音に変なクセもないし。あと、これはまだ未聴なんですけど、最新アルバムの「MyLoveILove」は日本語も影をひそめ、ほのぼのした仕上がりだと言いますが…それと、Rephlex&Planetμ(μ-Ziqのレーベル)の豪華な合同ライヴがあるそうですけど、ボグダンちゃんは出るのかしら。
☆funkstoerung「viceversa」
一部では「ドイツのAphexTwin」とまで言われているfunkstoerungの、2枚目のリミックスアルバム。なかなか面白いジャケットです。原曲はPlaidやSpeedyJのものもあります。で、原曲のためかヴォーカル入りのものが多いのですけど、ヴォーカルもの嫌いな私でも難なく聴けました。いや、なかなかにソリッドで面白い音を作るアーティストですね。こんどはオリジナルアルバムも聴いてみたいです。
☆Hardfloor「All Targets down」
昔起こったAcidの流行の火付け役であるHARDFLOORのアルバム。しかしかつて大ヒットした「TB RESUSCITATION」や「RESPECT」に比べると303風味は控えめ。というか、やたらめったらにTB使っていた(ような印象を受ける)その頃とは違い、これはこれで上手く使ってると思います。「HOMERUN」が未聴なので「RESPECT」からの変遷は窺い知ることは出来ませんが(尤も、少なくともシングル「DADAMNPHREAKNOIZPHUNK?」のようなものではなかったと思いますが)、死ぬまでTB303を使うと公言したHARDFLOOR。現在の作品はやはり聴いた事がないものの、このエレクトロニカ大人気のご時世にどのようにTBを使っているかには興味が湧きますね。
☆Max Tundra「mastered by guy at the exchange」
日本盤で出てたので何気なく買った一枚。なんか「Herbertのライバル」とか書いてありますが…てことはヴォーカルものかなぁ。失敗失敗。と思って聴いてみました。やっぱりヴォーカルものでした。でも、音のほうはあんがい好きかな。ヴォーカルに関しても一部のみですが好き。でも全体でみるとやっぱりいまいちかな。
☆sack und blumm「ZACK BUMM」
以前買ったharald sack zieglerのユニットのアルバム…というか日本独自企画盤。全体的にエキゾチックな香り漂う作品です。ヨーロッパ臭くなく、かといってアジアっぽいほどでもなく。適度にミクスチュア。エレクトロニカですがアコースティック風味もふんだんに使われてます。harald sack zieglerのほうは独作とは言えないもののばりばりエレクトロニカでしたが、このアコースティック味は片割れ、FrankScultzkeBlummによるものでしょう(いや、harald sack zieglerもフレンチホルン奏者ですが)。なにせ、Blummのソロアルバム(徳間から日本盤発売中)はアコースティック風味ばりばりらしいですし。まったりしたいときなどにはこのCDいいですね。
☆SKETCH SHOW「AUDIO SPONGE」
まってましたのアルバム。どなたかというと、細野晴臣大先生と高橋幸宏先生によるユニット。さらに教授も参加しているのでほぼ「準YMO」です。YMOで例えれば、(BGM+Technodon)/2+αといった感じ。いや、*αのほうが正しいかな?Technodonのときと同じく、現在のTechnoを聴きやすく噛み砕きつつ、かつ全く質を損ねずに作品として仕上げた、といった感じかな。えぇ、ものすごくいいです!さり気なくOvalっぽい音なんかも作っちゃって!ユキヒロさんのヴォーカルもいい!もう、先生方、私どこまでもついていく所存です!大好き♪
☆squarepusher「do you know squarepusher」
「GoPlastic」リリース後、失踪さえ噂された(というか、実際連絡が全く取れなかったらしい)Tomのニューアルバムはなんと2枚組。しかし失踪から帰ってきてタイトルが「スクエアプッシャーを知ってる?」とは…ジョークのつもりでしょうか。で、まずDisk1は新作Disk。あいかわらずTomにしかできないTechnoやってます。で、ラストトラックではJoy Divisionのカヴァー。ていうか元の曲を知らないので何ともいえませんが解説見ると「原曲そのまんま」だそうで。むむぅ。で、Disk2は去年のフジロックでのライヴの模様。Tom叫びまくり。オーディエンスノリノリ。なのですが、演奏自体はわりと小粒な気が。なんていうか、どちらかというとファンディスクっぽいですねー。squarepusherヴァージンなら「GoPlastic」から入ったほうがいいと思いますけどね。まぁ、このアルバムも(2枚組としては)とっても安いのでテイスティングに買ってもいいかも。
☆Underworld「AHundredDaysOff」
Underworldの最新、そしてDarrenEmerson脱退後初のアルバム。私はサードアルバム持ってないので何ともいえませんけど、むしろ聴きやすくなった気がします。素直なTechno。多くのファンにとって、Darren脱退によるUnderworldの退色は杞憂に終わったのではないでしょうか。でもだいたい賛否両論ですね。私は好きですけど。でも「Two Months Off」が「BornSlippy」以上のヒット確実ってのはどうかなぁ…私にとってUnderworld≒BornSlippyみたいなものですから。
☆V.A.「ABSTRACT SET ONE」
田中フミヤさんのレーベル、UNTITLEDのコンピ。全体的にかなりCOOL。さり気なくBOOM BOOM SATELITESが入ってますけどメジャーになる前のことかなぁ?ていうか、私がこれを探してたのは山本アキヲさんのTarheelの曲が聴きたかった、その一心なのです。昔、第1次テクノ好き好き期にはアナログも買ってまして、その時このコンピの編集ヴァージョンを買ったんですね。で、最初のTarheelでノックアウトされたんです。最高のインダストリアルエレクトロ。でも次第に聴くのはCDばかりになり、いつのまにかアナログプレイヤーも押入れの上のほうに仕舞われてしまい、なんとかCDで聴きたかったんです。Ele-KingにてCD盤があることは知ってましたので、Techno専門のCDショップにて探してもらってました。そして無事入手、というわけです。これだからやめられません。
☆V.A.「ABSTRACT SET 2」
同じくUNTITLEDのコンピ。相変わらずシブい曲ばかり。UNTITLEDといえば、フミヤさんはこっちではKARAFUTO名義で活動してましたものね。今作はTarheelは2曲入ってますけど、「ABSTRACT SET ONE」のほうが最高すぎだったのでそれほどまでは。そういえば、PIGUというトラック(録音した会話を編集したトラック)を聴いて、その中の会話の一部が電気グルーヴの曲にサンプリングされてたのを思い出しました。オレンジの「Scorpion」だったかな?こういう発見ってやっぱり楽しいです。
☆V/VM「HelpAphexTwin/2.0 / ...because you don't give a fuck」
AphexTwinの曲をサンプリングしまくったV/VMのシングル。2枚目なんですけど1枚目は入手できず。かなりレアらしいので…元曲はComeToDaddyとPolygonWindowから数曲というのは分かりましたが…ちなみにV/VMは例のSKAMのアーティストだったかと思います。名前は空気中で物体が腐る速度を表す記号だそうで。む、確かにAphexTwinを腐らせ発酵させた音楽って感じです。この人たち(二人組みだそうです)、他にもいろんなアーティストをサンプリングしまくって曲を作ってるらしいのですけど、恐らくこのCD並に強烈なCDなのでしょうね。いや、元が半分腐ってるRichardだからこそこういった強烈なのになっちゃったのかな…
☆vert「nine types of ambiguity」
SonigCompでの曲で気に入ってしまったVertのセカンドアルバム。原盤はタイトル通り9曲なのですけど、Sonigの方針として、CD化するときにはボーナストラックをつける、といううれしいルール(?)があるために日本盤CDは13曲入り。聴いた感じではSonigの中ではF.X.Randomizに近いかな?でもRandomizよりはゆるやかな感じ。綺麗なエレクトロニカ。でもちょっと物足りないかな。近くのVirginにファーストアルバムもあったのでこんど買ってみますね。
☆Wevie de Crepon「The age old age of old age」
これも確かSonigからのリリース。元はSKAMのアーティストみたいです。でも、Sonigっぽくないです。ブレイクビーツあり、ガバ(!)あり、ほのぼのありとバラエティに富んでます。富みすぎ。楽しいアルバムではありますが、印象にはそれほど残らなかったのでふつうかな。
☆任意ラヂヲ Cd Edition -Phase 01-
夏コミで買ってきたCD。私はネットでDLしたのは第8回のみだったのでいまいち話についていけなかったのですけど、こうやって順序良く聴いていけば…やっぱりわかんない。こないだのっち氏の家で「苺GOGO」は元ネタわかったんですけど…
☆任意ラヂヲ Cd Edition -Phase 02-
同じく夏コミでげっと。個人的にさくらよりもねここよりも双葉の声に萌えです。双葉の「ご…ご主人様…」でのっくあうと。エンディングテーマはいいですねー。でもあいかわらずわかんないネタ山積み。こないだEMOにいさまとTelトークしたんですけど、任意ラヂヲ読本読むと謎かとけるそうです。えうぅ、私極貧にて買わなかった…ということでにいさまには僻地にいる私より購入電波を送っておきました。
15枚か…まぁ2ヵ月半にしては少ない方ですね。
24Jul02(Wed)
○じつは先日またCD買ってしまいました。1枚ですけど。
☆V.A.「micro blue」
エレクトロニカの棚にあって、gelも変名で参加してるとのことで購入。全体的にころころしたかわいいエレクトロニカ。日本人アーティストも多数参加。でも、いまいちみんな似たり寄ったりというか。こう、強烈な個性を漂わせてるアーティストがいないなぁ、って思ってしまいました。まぁまぁのCDでしたね。
○あと、チェックが終わってなかったため書かなかっただけなんですけど、AphexTwinの自選ベストってのも作ってたんですよ。とりあえず、AphexTwin名義を中心に、AFX、PolygonWindow、CausticWindowも含めて。Disc3枚組みですけど3枚目は20分くらいしか入ってません。これもMDLP4で1枚におさめてあります。
以上36トラック。Rドライブで読み出せなかった「I Care Because You Do...」も、DVDドライブから吸い出して完成しました。ただ、所持してるAFX関係の音源のうち、気に入る曲のなかった「AnarogueBubblebath3」からのトラックのみありません。
13Jul02(Sat)
○しばらくCD買わないので(お金ないから)、テクノCD抜き出した当初の目的を実行することにしました。ぜんぶMP3にしてぱそでいつでも鑑賞可にするのも目的のひとつですが、それと並んでの大きな目的というのがあったんです。それは、自選テクノベスト作成。そのために、好きな曲はWAVのまま残してありました。MDのLP4使えばMD1枚に80分CD4枚分の音楽が入れられます。なのでまず4枚作成するためにWAVの振り分け。ついでにすべてのWAV振り分けたら、CD15枚分もありました…でも、WAVは「大好き」「かなり好き」「ふつう」の3ランクでまず振り分けておいたのですけど、最初の4枚に「大好き」に分類されたのはすべて収まりました。焼きミスもありながらなんとか完成。
Disk1:
ちなみに最後のかっこの中がアルバムorシングル名。Ken Ishiiとovalが2曲入ってますがKen IshiiのほうはひとつはWagonChristのリミックスだし、ovalは片方はCDの締めということでセレクトしたんですしまぁいいでしょう。しかしトラック02〜04はすべてオリジナルではCDの冒頭を飾る曲。いまいち構成に難ありですね。
Disk2:
ちょっぴりマニアックな名前も出始めた2枚目。トラック02が24分という大作なので収録数は少なめ。ちなみに4枚のすべてでトラック01とラストトラックはあらかじめ決定済みでした。
Disk3:
このCDでもOrbitalとAutechreがダブってます。ちょっとは構成に頭使ったはずなんですけどね。
Disk4:
そして一応ラスト。トラック02と03、05はオリジナルではファーストトラック、トラック01、08、13、14、15はラストトラック。もう構成上めちゃくちゃ。やっぱり好きなもの詰め込みすぎですね。ってかファーストトラックやラストトラックっていい曲多いんですもん…ちなみに、卓球のラストトラックはMDに全て収めた際にもラストトラックになるようにしました。締めにはいちばんです。
以上が、私の所有するテクノCD209タイトル、全2201曲の中で私のベストである49曲です。まぁ各CDのトラック01は抜かすとして。
07Jul02(Fri)
○またまたCDが増えてしまいました。
☆microstoria「reprovisersjapan」
microstoriaのセカンドアルバム「_SND」を元にしたリミックスアルバム。リミキサー陣はMOMやF.X.Randomizを始めとするSonig陣になぜか暴力温泉芸者(笑)聞けば暴力温泉芸者はmicrostoriaの片割れ、Janのお気に入りの日本人アーティストだそうで。で、リミックスアルバムということで過激なリミックスを期待していたものの、元が元だけにみんな大人しめなリミックスです。唯一過激なリミックスをしてるのが暴力温泉芸者だけというのが…それもあんまり好きじゃないなぁ。やっぱりMOMやF.X.Randomiz、それにJimO'Rourkeあたりのリミックスがよさげですが。
☆V.A.「Sonig comp.」
MOM来日記念ということでCD化されたSonigのコンピアルバム。Sonigアーティスト陣の未発表曲ばかりを詰め込んだおいしいアルバムです。しかしJanがんばりすぎ。MOMを始めとして、microstoria(MarkusPoppとのユニット)、Lithops(ソロユニット)、du(F.X.Randomizとのユニット)と大活躍。全体的にかなりいいアルバムですよこれ。いい曲ばっかり。Janのユニット各種とF.X.Randomizの曲はかなりいいです。それと、個人的にVertが大ヒット。こんどソロアルバム買ってみます。でもアルバム買おうかどうか悩んでたScratchPetLandはいまいちだったなぁ。なんかFAN CLUB ORCHESTRAとあんまり変わんないやん。それに、Vert以外の初めて聴いたアーティストはいまいち小粒ですねー。いやいい音出してますけど、強烈な個性は感じられなかったなぁ。
☆V.A.「電気グルーヴのテクノ専門学校Vol.1」
某中古通販ページにて保護した、日本のテクノ黎明期におけるテクノコンピ第1弾。ちなみにこのシリーズ、すべて限定生産です。てか、Vol.1はRisingHighとWarpだけでR&Sはなかったのね。Vol.3において、私のお気に入りとなった曲が多数含まれてたので期待してたんですけど、なんかダンスミュージックばっかり…つまんない。まぁセレクトが卓球じゃしょうがないか。
☆V.A.「電気グルーヴのテクノ専門学校Vol.2」
これもVol.1と同じページにて保護。この第2弾からR&Sがソースに加わってます。でも、やっぱりダンスミュージック寄り…よさげな曲はみんな聴いたことあるし。なんだかなぁ。
☆Autechre「Amber」
最近Autechre熱がかなり上がってる私です。いままで好きじゃなかったConfieldやTriRepetaeあたりがすんごいよく聴こえるの。でもいきつけのショップで持ってないのはこのAmberしかなかったのです。Autechreスレではなんかファーストっぽいっていうし。でも買っちゃった。タイトルがいいですね、Amber。日本語で琥珀です。琥珀さ〜ん♪はともかく、やっぱりファーストよりの音ですね。まぁたしかセカンドだししかたないか。いまいち地味なアルバムですねー。今後、「EP7」や「Album5」、「ChiasticSlide」も購入予定。とく前者2枚は評価が高いのではやく聴きたいですー。
☆harald sack ziegler「kopf zahl bauch」
この人は、MOMのアルバムなんかでフレンチホルンで参加してる人です。作った曲を他のアーティストに仕上げてもらうといった作りのもの。フレンチホルン奏者ということでアコースティックなアルバムではないか?という危惧はありましたが、徳間さんの日本盤はほとんどハズレがないので思わず購入。解説を見ると、どうやらフレンチホルン奏者という顔のほかに、ベテランなエレクトロニカアーティストという顔も持つそうです。ちょっとドキドキで聴いてみたら、これ、かなりいいんですけど…かなりかわいいエレクトロニカ。音響少々。ちょっとアンビエント寄りなところもあるけど基本はポップ。アコースティック味も上手く出してます。これは当りでしたー。
☆Neu!「Neu!」
なんというか、いきなり超古典。なんか初期のKRAFTWERKのメンバー2人によるユニットらしいです。古典テクノにはあまり興味はないのですけど、KenIshiiのルーツのひとつでもあるらしいので興味を持って。そしていきなりファーストトラックでもっていかれました。かなりいい曲です。でもどこかで聴いたような…あ、System7の「Interstate」に出だしがそっくりなんだ。でもそれ以降のトラックはいまいち地味です。もっとファーストトラックみたいなのが聴きたかったなぁ。
☆Yoshihiro Sawasaki「Dr.YS&The Cosmic Drunkards」
PacificStateのサワサキさんのトラックがよかったので買おうかと思いましたがちょっと高かったので購入見送りしたんですけど、Autechreとharald sack ziegler買ったらポイントがいっぱいになって、3000円値引きしてくれるっていうのでこれを購入。UnderworldのDVDとどっちにしようか迷ったんですけどね。ちょっとゲストの欄に岡田真澄とかクリスペプラーとか書いてあるのでやや危惧してましたが。で、内容はというと、なんかテクノというよりはショーミュージックみたいな…なんかいまいち面白みに欠けるアルバムでした。
○発売がちょっと延期になったSystem7+DerrikMayのアルバムと、JosephNothingのアルバム探したんですけど売ってませんでした。HMVでもなんか日本盤にしては発送遅いのね。どうしたんだろ。
04Jul02(Fri)
○また数枚買いました。
☆春日歩(松岡由貴)「しっかり!TRY La Lai」
アニメ「あずまんが大王」キャラクターマキシ第3弾、アニメでもなかなか好評で、私が一番好きなキャラ、大阪こと春日歩ちんのシングル。じつはこういったアニメ/ゲーム系のキャラクターCD買うのはひさしぶり。前に買ったのがときメモの古式さんのCDだったというのが時代を感じます。アニメは始めの2話しか観てないのですが大阪の声があまりにかわいくて楽しみにしてたCDではありますが、声は良くても歌がアレって人は多いので心配もしてました。聴いてみると、どちらもほのぼのとした、ゆったりした曲。というかタイトル曲は歌というかなんというか。畑さんの歌詞も伊藤さんの曲もいい感じ。で、肝心なヴォーカルはというと、想像よりもずっとよいです。曲に合った歌い方を心得てますし、やっぱり声が可愛い。まじでいいです。これ。めちゃくちゃ和みますよ。ジャケの大阪もかわいいの。一聴してすぐにお気に入りになりまして、さっそくチルアウトCDにしてみました。でも、和むとはいえやっぱり日本語ヴォーカル曲は意識してしまうのでチルアウトには向きませんね。結局そのあとはLithopsでチルアウトしました。で、先日よみのCDは出ないのか?とか書きましたが出るそうです。メーカー大英断。本当に歌が下手なのか楽しみです。買いませんけど。でもそれより気になるのがその次のキャラCD。やっぱりというかゆかり先生とにゃもちゃん出ます。しかもセット。さらに木村先生まで加わってる。…これはジョークですか?
☆Lithops「uni umit」
私のお気に入りアーティストのMouseOnMarsの片割れ、Jan ST. Wernerのソロユニット、Lithopsのアルバム。日本盤を注文したら初回限定の紙ジャケでした。このCD、発売からもう4年経ってます。うれしいんですけどちょっと悲しい…で、曲ですけど、MOMのアルバムでいえば「INSTRUMENTALS」に近いかな。でもMOMの作品に共通するポップな味付けはこのCDにおいてはかなり控えめで、心地よいゆるやかな音響って感じですね。ほのぼの。でもmicrostoriaみたいにメロディを極力排除したような作りではなくて、とても聴きやすいです。Janのユニットで、ポップさで言うと、MouseOnMars>Lithops>du>microstoriaかなぁ。でも、これ聴いて、MOMではJan=音響担当、Andy=ポップ担当っていうイメージで固定されてしまいました。でも、Janはこれだけ活発に活動してるのにAndyはMOM以外では活動聞きませんね。MOMのポップ面が好きなのでAndyのソロも聴きたいなぁ。ていうかもしかしたらあるのかなぁ?Andyのソロ。あと、これはおまけですけど、2chのMOMスレは荒らしもなくていいところでした。でも、みんな「niun niggung」を最高傑作に挙げてるのね…私は「idiology」や「autoditacker」のほうが好きだけどなぁ。そろそろ「Glam」と「Iaora Tahiti」も欲しくなってきました。
☆ROM=PARI「VIEW」
OOPS!で「狂ったAphexTwin」と評されてたため興味を持って購入。日本人アーティストの兄弟ユニットです。で、まずぱそで再生してびっくり。スピーカーが壊れるかと思う爆音をお放ちあそばされました。びっくりしたんですけど、ヴォリューム設定でCDが最大音量になってました。調節したのでふつうに聞けるようになりましたけどトラック3はそれでも爆音です。ヘッドフォンでは聴かない方がいいかな?このCDはどういうふうに説明したらいいのかなぁ…なんていうか、壊れた音楽、って感じました。壊れ具合はAphexTwinやBogdanRaczinskiに比肩するとは思いますけど、デビューアルバム(そして奇しくもラストアルバム)のためかやや拙い気がします。でも壊れてるばっかりじゃなくてメロディアスな面も併せ持ってます。ちょっと侮れません。で、ROM=PARIはこのアルバムだけ残して解散、兄はJosephNothingとして(7/1にセカンドアルバムの日本盤が発売されました)、弟はCom.Aだったかな?それぞれソロ活動してます。
○ネットでヴォーカル曲からヴォーカルを抜き出すツールがあったので、大阪の曲を両方抜き出してみました。あとでこれ使ってリミックスしてみようかな。初のヴォーカルトラック。無論著作権があるのでUPはしません。個人で楽しむために作るんですよ。