●これはなぁ。こういう目的で買っていく客、たまにいます。店によってはブロンなんか購入制限したりしてるし。リン酸コデインなんかは濃度によっては麻薬指定だしねぇ(ある濃度以下だと劇薬指定に変わる)。まぁ、薬剤師から言わせれば、こういう目的で買うのって、本気で迷惑です。これで何かあれば、成分は使用禁止とかの指定を受けるでしょう。そうなると、折角有用な成分だったものの代用品を探さなくてはいけなくなる。薬学が衰退するんです。「薬」に絶対安全なんていう事は「あり得ない」。どんな薬も、毒に化ける。逆に、使い方を間違わなければそれは「薬」であり続けることが出来る。それを、「イレギュラな使い方」すれば、ツケは必ず自分に跳ね返ってくる。しかしながら、「責任」は何故か「薬学」に跳ね返ってくる。そうやって使用禁止になったりした薬もある。どうか考えてほしい。全ての薬は毒。その匙加減を探し出して、「薬」として使えるようにしているという事実。
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●しつこく「副作用ありませんよね?」とかな。そんな都合のいいものがある訳なかろうに。毒は毒、薬とは別物と信じ切る人間は多い。だが、殆どの薬は毒なのにのう。と思う余り、RPGの毒消しというアバウトなアイテムにイライラする中の人である。万能薬が発売されればバカ売れであろうが、他の薬が割を食って医療滅亡になるのであるが。