●文科省がいじめられっ子の末路を調査へ 過去にいじめで不登校になった4万人の家を訪問

文部科学省が今年度から来年度にかけ、中学時代にいじめなどが原因で不登校になった20歳前後の若者を対象に、現在の生活実態を追跡調査することが4日、分かった。特にいじめによる不登校生徒は、その後も「いじめ後遺症」に苦しみ、ひきこもりになるケースがある。文科省は実態を解明し、長期的な支援策の検討に役立てる方針だ。

調査は、文科省が大学教授らを委員として立ち上げた「不登校生徒に関する追跡調査研究会」が行う。平成18年度に中学を卒業した不登校の生徒4万人を対象にする。
不登校生徒らが在籍していた中学に問い合わせて、本人と電話で連絡を取るなどして、現在の状況を聞き取る。

質問項目は、
(1)中学3年時に学校以外の方法があれば、勉強を続けたいと思ったか
(2)中学卒業時、希望通りの進路に進むことができたか
(3)自分の望み通りの仕事に出会ったか
-など約30項目に上る。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111005/edc11100501370001-n1.htm

文科省は不登校やいじめの実態把握は行ってきたが、不登校生徒の卒業後の進路や就職先の追跡調査は、これまで10~11年度に一度調査しただけだった。

今年5月には、高校2年で自殺した当時16歳の女子高生の遺族が、中学時代のいじめが原因だとして学校法人や当時の担任らに損害賠償を求めた訴訟の判決で、名古屋地裁が4年前のいじめと自殺の因果関係を認定。学校側の責任を一部認める判決を言い渡した(学校、遺族側双方が控訴)。

このように、いじめが原因で対人関係がうまく構築できなくなったり、心身に変調をきたすなど、卒業してもいじめの「後遺症」に苦しむ生徒は多いとされ、長期的な心のケアの必要性が指摘されていた。

文科省の担当者は追跡調査について、「不登校生徒が学校を離れた後、どのような生活を送っているのかを把握し、その後の支援に役立てていきたい」としている。

http://sankei.jp.msn.com/life/news/111005/edc11100501370001-n1.htm
まず大前提ですが、私はテンプレみたいないじめられっ子でした、と前置きしまして、現在将来展望にだいたい沿った職業に就いてます。んでも、未だに10年以上精神科に通ってますし、未だに精神的に物凄く打たれ弱いです。ちょっとでも凄まれるともうそれだけで完全に怯え切るくらい。そういった諸々との因果関係は断定出来ませんが、いじめられていた過去に原因が無いとは言えません。

これは「三月のライオン」6巻を読んでいた時にも思っていたんですけど、断言します。子供のいじめに対し、大人は何の役にも立ちません。事実を認めないケースも勿論ありますが、まず子供のいじめで「大人に頼る」という事自体がもういじめを増長させる要因なのです。酷い言い方ですが、耐え忍ぶか死ぬか、その位しか選択肢はありません。こんな逆境を跳ね返せる子供は、そもそもいじめられません。

「昔は学級崩壊なんて無かった」なんて平然と言い放つ大人はいますが、少なくとも私が中学の頃はもうありました。そんな中、私はクラスのそういったマイナスの中心の井上から連日いじめを受けていました。個人情報とか知るか。せめてフルネームは伏せておく。ていうか思い出したくも無い名前なので。未だに「井上」という苗字が死ぬほど嫌い。口に出すのすら憚られる。もう随分昔の話だけど、赦されるなら今でも殺したい人間。担任との間に、色々話題を遣り取りするノートみたいなものがあって、私は連日それで助けを求めましたが、助けなど出てきませんでした。

ある日、悩みなどを作文せよ、とあったので、私はこういった現状を実名で書き殴りました。そうしたら、学年主任の勘違い教師が、こともあろうにそれを私が書いたと明言した上で、教室で朗読しました。本人は諭すつもりだったのかとは思うけど、当然逆効果。今考えれば、この板倉教師もかなり勘違い教師度高かったなぁ。

二年になるまで耐えて、ようやくアレとクラスは別になりましたが、今度は一年の頃に交流のあった連中から今度はいじめられるように。この頃は毎日死ぬ事ばかり考えてた。そんな勇気は無かったから生きてるけど。アレはかなり離れたクラスに行ったけど、そのクラスでも私の風評流布をしていたらしい。こんなばっかなので、中学校は私にとって黒歴史。良い思い出なんて何も覚えていない。未だに、近隣にも寄り付かない。いちいち迂回するルートを取るくらい。

高校は、よりによってアレと同じだったけど、アレは途中で退学していった。ざまぁない。その後もいじめられかかったりしたけれど、最終的にはどうでもいい学校生活だった。少なくとも、うちは学校というもので、部活動以外の思い出が極端に希薄。

「いじめられる方にも責任がある」なんていうキチガイにはもう何もいいません。上の記事みたいに、どうせ他人事としか思っていないんでしょう。せいぜいそうやって点数稼ぎしてな。うちは薬を飲み続けてでも意地汚く生きていくから。

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●まぁ、どうあれ世の中はそう出来ておる。力の強い者勝ちの世界だ。