●零崎人識の人間関係、四冊読了。最初は「四冊分冊って一冊ペラくね?」とか思ったけど「ニンギョウがニンギョウ」よりも一冊当たり厚いし。
▲匂宮出夢との関係
実質初登場の玖渚直、まともじゃない頃の西条玉藻、びっくりする萩原子荻など中々見所満載。出夢ちん可愛いなぁ。
▲無桐伊織との関係
哀川潤ここに極まれり。いおりんや抱きまくらちゃんなどアレな内容ながら萌え要素多し。クリスタルカイザーの生涯無敗の理屈も何も説明ないけど面白かった。
▲零崎双識との関係
呪い名勢揃い、にはちょっと足りないけど。いおりん編が萌えならこっちは燃え。もう既に登場キャラとして時宮が二名既出なんだからスポットの当たってない方に出番あげればいいのに、と思った。
▲戯言遣いとの関係
今になってようやく開かされる、「クビシメロマンチスト」の平行展開、零崎人識による無差別バラバラ殺人事件、解決編。あれには「そういう意味」があったのね。そういう意味で、上記の三冊に比べると燃えは弱いものの、読み応えはあった。ま、上の三つはもうメフィストでリアルタイムで読んでたので復習でしかなかったんですが。

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●まぁ例によって風呂敷広げて畳まぬ西尾らしいやり方である。断片集も結局登場せなんだしな。


零崎人識の人間関係 戯言遣いとの関係 (講談社ノベルス)

日常・拾弐