●「子供の名前に和源(わーげん)、天使(みかえる)…とりかえしのつかない一歩を踏み出さないために」…
最近の子供の名前は複雑怪奇。仕事柄、けっこう最近のおこちゃまの名前を見る機会は多いのですが、振り仮名が無いとまるで読めない名前が多い。これ、自分としてはまるで笑えない。何故なら、自分の本名もかなりの難読だから。小学校頃は間違えられる毎にいちいち訂正してましたが、中学頃からはもう訂正もめんどくさくなってスルーするようになった。ここまでの人生上、初対面でこの名前を読めた人は一人だけ。そういう意味で、「読めない名前」というのは、非常に人生がやり辛い。まぁ、うちの名前は読めないだけでこんなどうしようもない当て字でないだけマシっちゃあマシなんですが。なお、うちの本名の姓は本当にありふれた苗字。で、それが原因で今のハンドルを使ってる訳です。本名:姓→誰でも読めるありきたりなもの、名→誰にも読めない、という流れから、ハンドルの姓→簡単な字の構成でまるっきり読めない、ハンドルの名→誰でも読める平仮名、という感じにひねくれた命名をしたのです。あ、一応「九石」は実在する姓です。名前の「はくね」も、同様に「難読姓氏辞典」という本を参考にして命名したのです。ちなみに「はくね」は漢字で書くと「白」。うちのハンドルのコンセプトは「難しい字は使ってないのに読めない」なので。話を戻します。「名前」っていうのはそれだけで自分を構成する記号です。そして、名前は「子供時代だけのものではない」のです。是非、一時の判断ではなく、人生終えるまで通用する名前をつけてあげて欲しいものです。

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●今の子供はほぼ全員振り仮名必須であろうな。以前旅行に行った神社で奉納されておった名前に「騎士」で「ないと」と読ませる名前があったが、それはどうかと思う昨今である。