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ビックリマン大事典
こないだ何気に行ったショップで発見、というよりその日の前日発売だった。ビックリマンチョコ30周年記念データベースソフトとの事。ネットではシールアーカイヴなんてページ(公認の他にこんなとこも)も散見されるのでデータベース的価値はいかに?とも思ったがなんかノリで購入(笑)結論。これは実は意外に良作。
■チョコを購入してシールをコレクトしていく「集めゲー」的要素
無論、シールデータ自体を参照するデータベースとしてなら購入状態そのままで良いのだが、ゲーム内でゲットしていないシールはカラーで見れず、またDS版付加価値である「系譜参照」や「作者の解説」などディープなデータはそのままでは得られないので、シールを集める事に対してコレクタ的満足感以上の付加価値が付与されている。無論、チョコを購入するには「ポイント」が必要で、一日一回、トップで引ける「おみくじ」や後述する「検定試験」などによりポイントを稼ぎ、チョコを購入してシールをゲットしていく。購入画面はビックリマンの箱が表示され、タッチペンでどのチョコを買うか選ぶという当時が偲ばれる心憎い演出。また、タッチペンでずずーっとスライドするとなぞった部分のチョコを纏め買いも出来、当時では不可能であった「大人買い」も可能。これが妙に気持ちいい(笑)まぁ、「どのシールが出るか?」というのは結局運試しなのですが。
■大図鑑
前述の通り、コレクタ的満足感を増幅させる機能満載。裏表の写真、裏の文章の文字起こしなんてのはどこでもやってる事な訳で、本作の最大のポイントは、ストーリや裏設定、系譜(進化や子孫、血縁など)などをオフィシャルで参照できる点。「あのキャラとこのキャラはこういう関係だったのか!」という点が非常に嬉しい。ただ、一部キャラ(聖フェニックス?ヘッドロココ系列や若神子など)は余りに派生が多く、系譜が二頁にまたがってしまうなど、その辺がちょっと見づらかったかな。逆に、図鑑は各弾ごとの区分となっているのだが、系譜を利用して系譜内で次々と参照する事も可能。そういう至れり尽くせりな設計は有難い。また、各弾をコンプリートする事で、その弾の豆話を参照できるのもいいですネ。無論「達成率」表示もあり、集める際の参考にもなります。さらに、ヘッドの別ヴァージョンが多数存在した「アイス版」の参照も出来、更にはホログラムシールの向きを変えて見れる、スクラッチやシールめくり、合わせ絵など、様々な手法にもしっかり対応。心憎いです。名前検索も可能。
■ビックリマン大検定
要するにカルトクイズ。全31弾を4分割し、「聖魔の戦い(1?8弾)」「次界争奪戦(9?19弾)」「ピア・マルコと聖石(20?25弾)」「パンゲの未来(26?31弾)」の範囲で行われ、それぞれについて20問の模擬試験が可能で、各々から25問、計100問にて行われる検定試験は結果次第で称号や階位などが貰える。また、シールを購入するポイントはここから入手するのがメイン。問題はカルトクイズと言って差し支えのない難問が計3000問。
■シール交換
DS同士での交換も当然ながら可能だが、一本しかなくてもCPUとのトレードも可能。コンプを目指す場合積極的に利用していくべき。
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…とまぁ、ここ数日猿のようにやり込んでコンプしたッスょ。次回、やり込み編。