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実は方々で面白いと言う評判を聞きながら今迄放置していたゲーム、逆転裁判。理由は単純に、法廷モノという「敷居の高そうな感じ」。しかしなんとなくDS版「逆転裁判 蘇る逆転」をショップで見かけ、安かったので購入。単なる「食わず嫌い」だった事が文字通り立証されてしまった訳で。「法廷モノ」という体裁を取りながらも、内容は「ミステリ」に近い。ポジションが立件前後にシフトしているだけ。証人の証言をゆさぶり、矛盾点を突き付け、物語を真相へ導いていく。「逆転」とタイトルにつくだけあり、事件は基本的に「どう考えても有罪」という点を覆していく形式。そこが何とも爽快です。GBAでは3まで出ている本シリーズですが、DS版本作は初代をリメイクし、新たなエピソードを追加したもの。新エピソードではDSのタッチパネル機能を利用した「ルミノール試薬での血痕探し」や「アルミ粉を利用した指紋照合」など斬新な試みがなされておりかなり面白いです。新エピソードだけでもかなり濃度が濃く、相当楽しめました。この先DSにて「4」が発売予定だそうですが、それまでにGBAの2と3をやっておきたいな、と思いました。