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Chosen Lords/AFX
少し前のエントリでも書いた、AFX=AphexTwin=RichardDJamesの最新作。実態は少し前にRephlexから10枚連続リリースされたアナログシリーズ「Analord」からのチョイス、CD音源化。殆どがアシッド曲なのですが、RichardのみならずWagonChrist a.k.a.LukeVibertなど、他と一線を画すアーティストがここ暫く悉くアシッドへの回帰を図っているのはなにか理由があるのでしょうか。話を戻します。今回のアルバムに於いてもやはり大多数がアシッド曲なのですが、クレジットが「AphexTwin」となっている「Analord10(ヴァイナルのデザインがそのままAphexTwinのロゴになっている、デザイン的にも最高の一枚)」からの二曲は他とはイメージが違い、「Drukqs」以降のRichardを反映するような斬新なエレクトロニカ。こういった曲をもうちょっとコンスタントに発表してほしいものですが、一時のRichardのような多作さはもう求めるべくもないのかなぁ。